亀戸ダイコンの育て方

亀戸ダイコンの育て方-種まき時期、肥料、間引き、大根の葉、土寄せ、収穫

亀戸ダイコンの育て方

名前の通り、東京の伝統野菜の大根ですが、やはり、今では栽培されていないのが普通だと思いますが、実は少しだけ伝統野菜を残そうという試みで栽培されているようでもあります。

しかし、この大根はかなり古い関東の大根として有名だったようです。おそらく江戸時代がメインだったので、西に比べると、それほど古くはないのですが、とうてい今の大根と比べると細く、形もくねっていて、小さく、時間がかかり、これを栽培しているだけで、すごいなと尊敬してしまいます。

大きさ、形から漬物用としての用途が多かったようです。たくあんなどは、次第に練馬大根に押されていくことになるのですが。

種まきの時期 肥料(1m²あたり) 栽培方法
北海道:7月中旬-8月上旬
冷涼地:7月中旬-8月下旬
中間地:8月上旬-9月上旬
暖地:8月下旬-9月中旬
元肥(例)

・苦土石灰: 0g
・窒素: 6g (N)
・リン酸: 10g (P2O5
・カリウム: 5g (K2O)
・堆肥(牛ふん): 1000g

追肥

・窒素: 0g (N)

種まき方法

種を播く2週間以上前に、堆肥を施肥しておきます。

種は植え穴に点播きか、筋を作って筋播きします。害虫から守るために防虫ネットをかぶせて発芽、育成します。

年内の早い時期に収穫するためには、可能な範囲で早く種まきをします。

収穫時期

種まき後、3ヶ月以上で収穫できます。およそ、年が明けてから収穫するのがペースのようです。

長い期間栽培しますが、、春に収穫しないと、トウ立ち(硬い筋が根にできてしまう)してしまいますので注意が必要です。

品種によって硬くなるまでの日数は違います。改良品種のように早く育つ大根ほどスジがでてくる期間が早いです。

ソフトな葉の亀戸大根が発芽しました。
葉の色は濃く、成長は遅く、小さめです。

虫食いが目立ちます。成長しきれなかった栄養分が虫を呼んだのでしょう。

だいぶ育っても葉はまばらです。

これで肥料が多すぎるから減らすというと、一体どれだけ小さくなってしまうのでしょうか?

以前、肥料なんて無くてもいいと思っていた時は鉛筆ほどの太さになってしまいました。

根元には小さい小さい大根ができていました。
茎が白いです。

白いのが特徴のようです。普通は緑がかっています。

それは青首大根だから茎も緑がかっているのでしょう。

この大根はとくに白いようです。

亀戸大根の収穫です。
まずまずのサイズでした。これくらいあればよかったと思えるようなそんな大根です。

これは年明けしていない日だったので、年明け後にはもう少し大きな大根が見れるかもしれません。

収穫までこぎつけられるのか?と疑問でした。

以前育てた時は、春まで鉛筆サイズで花が咲いておしまいでした。

一応、収穫予想図の亀戸大根の形、雰囲気にはなっています。

全く手がかけられなかったので、間引きも何もなく、完全にほおって置いただけでした。

それでも、しっかりと栄養を吸収する根を地下に潜らせて成長する、植物ではかなり丈夫で強健なタイプのものだと思いますので、問題ないようです。

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「ガーデニングサプリ」編集部

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標準的な栽培方法は農協のお店などでお聞き下さい。


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