黒ダイコン(黒大根)の育て方

黒ダイコン(黒大根)の育て方-種まき時期、肥料、間引き、大根の葉、土寄せ、収穫

黒ダイコンとは

地中海や中央アジアが原産の皮が黒く、中味が白い大根です。大きさはそれほど大きくはありません。

病気で黒くなることもありますが、それは茶色っぽい黒でぐちゃぐちゃっとして、臭いがしてとても別のものです。

そういうことではなく、大根の表皮が黒いのです。それも真っ黒です。漆黒の黒です。

こういうものは中はどうなっているのか?というと、白いです。

真っ白です。もし、中も黒かったり、中途半端に黒いと好まれないかもしれません。真っ黒な場合はなかなかおもしろいですが、大根ではないような気がします。

中まで完全に色が着いているのは、ビートくらいではないでしょうか?ボルシチなどに入れる赤いビートは仲間で真っ赤でむしろ、中のほうが真っ赤で怖いくらいです。

大根の場合は若干、色味が着いているというくらいのものがよくあります。ただ、外が真っ黒で、中が真っ白というのが対照的で実にいいです。

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黒ダイコンの育て方

種まきの時期 肥料(1m²あたり) 栽培方法
北海道:7月中旬-8月上旬
冷涼地:7月中旬-8月下旬
中間地:8月上旬-9月上旬
暖地:8月下旬-9月中旬
元肥(例)

・苦土石灰: 0g
・窒素: 6g (N)
・リン酸: 10g (P2O5
・カリウム: 5g (K2O)
・堆肥(牛ふん): 1000g

追肥

・窒素: 0g (N)

種まき方法

種を播く2週間以上前に、堆肥を施肥しておきます。

種は植え穴に点播きか、筋を作って筋播きします。害虫から守るために防虫ネットをかぶせて発芽、育成します。

年内の早い時期に収穫するためには、可能な範囲で早く種まきをします。

収穫時期

種まき後、3ヶ月程度で収穫できます。あまり長い間、収穫しないと、裂根やトウ立ち(硬い筋が根にできてしまう)してしまいますので注意が必要です。

品種によって硬くなるまでの日数は違います。改良品種のように早く育つ大根ほどスジがでてくる期間が早いです。

 

発芽してきました。

ここまで育っても大根ぽい感じがあまりしません。蕪のようです。

茎が地際から黒というより、紫色です。赤い色素が入っている、という感じでしょうか、植物の場合は、紫というのが多いです。
だいぶ大きいです。

葉の間の葉脈や茎は紫がかっています。

緑色の茎と紫のものがあります。

だいぶ細いですが、元気よく成長しています。

黒大根の成長はゆっくりめですが、とくに育て方で気を使うこともないようです。

これが地面に潜り始めた黒大根の様子です。

少し掘ると、、、

まさに黒いです。土よりも黒くて、どこにあるかわからないようです。反射もないので、漆黒の黒です。反射率0の黒に近いです。
だいぶ大きいです。
株元が見えません。暗いし黒いですから。
引き抜きました。まるでサツマイモです。

泥なのか、黒なのかわかりません。不思議すぎる見た目の黒大根です。

収穫が楽しみな野菜です。

 
 
 
 
 
 
 
 
ほんとうに不思議です。

黒大根です。

傷がついたところは茶色くなっています。
イモのようです。よく見ると、地面に潜っている方が黒いような、、しかし、光があたって黒くなるわけじゃないようです。

完全に1色というのも不思議なところです。普通とは違う大根、それを育てる楽しみは一際魅力的です。

なんでこういう風になったのでしょうか?

断面の白さが際立ちます。

まさにイモです。

でも、大根の味がします。優しい味でした。とくに普通で少し、ソフトなかんじでした。あまり印象に残らないというのが感想です。

 

「ガーデニングサプリ」編集部

草と花と自然の力を取り入れて元気になりましょう。

少し変わった園芸情報を発信しています。一般的な栽培方法と異なるものもあります。

標準的な栽培方法は農協のお店などでお聞き下さい。


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