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バラ(薔薇)の育て方

【野菜より簡単!】バラ(薔薇)の育て方

投稿日:2021年4月20日 更新日:

バラ(薔薇)の育て方

バラの育て方はとても簡単です。

とても簡単に大きな美しい花をたくさん咲かせることができます。はじめての人がやっても普通に育てていれば必ず品種の特性通りの花が咲きます。

どうして簡単なのかといえば、ヨーロッパを中心に数百年もの間、いかに簡単にきれいな花をたくさん咲かせられるかという基準で品種改良を続けてきたからです。

こういう植物は他にあまりありません。

その結果、品種が25,000を越えています。

これが普段目にすることがある品種となると、全国的に有名なバラ園で多くて1,500種、地域で有名なバラ園で500種くらいになります。

実質的に日本で購入できるバラの品種は500~1,000種くらいなのかもしれません。

1つの園芸屋さんで600種のバラが販売されているところもありました。

地域で有名なくらいのバラ園より品揃えが豊富です。

バラ(薔薇)の栽培スケジュール

生産地から自宅に迎え入れたバラをどうやって育てたらいい?

ほんとに簡単な1年の栽培スケジュールです。(一般的な平野部の場合)

1月

  • 剪定(せんてい)
  • お礼肥・寒肥

1月はバラは成長を止めています。この間に剪定したり鉢植えの植え替えを行ったりするのがいいです。つるバラは誘引しておきます。

水やりは最小限にします。

2月

  • 剪定(せんてい)
  • お礼肥・寒肥

2月もほとんど眠っているような状態ですが、大雪で枝が折れないように気をつけて下さい。寒い地域では耐寒性の低いバラは危険です。

雪を避けるような囲いをします。

徐々に新芽が動き出す準備をしているころです。

3月

  • 多めの追肥
  • 農薬散布(ベニカXファインスプレーなど)

一般的な平野部では新芽が動き出します。

ここからがこの年のバラの成長の始まりです。追肥をして農薬を散布して5月の開花に向けて枝を充実させていきます。

4月 🌸開花 🌿追肥

  • 農薬散布(同様)

成長が目に見えるほどはっきりとしてきます。早いものは開花し始めます。農薬の散布を怠るとすぐに害虫に食べられてしまいます。

5月 🌸開花 🌿追肥

  • 咲きがら切り(切り戻し)
  • 農薬散布(同様)

花が全開で咲きます。一季咲きのバラはこの時期だけ開花します。

四季咲き、返り咲きなどがありますが、本来はこの時期がバラの開花する時期だったのかもしれません。きれいな花が一斉に揃って咲くいい時です。

バラのベストシーズンといえるでしょう。

6月 🌸開花 🌿追肥

  • 多めの追肥
  • 咲きがら切り(切り戻し)
  • 農薬散布(同様)

開花が終わったもの、続いているバラがありますが、花枝を切り戻して株を成長させていきます。そのために追肥を多めに農薬をしっかりとまきます。

四季咲きは花がらを切り戻した後にまた花芽が出てくるので長期間、成長しながら花を咲かせます。栄養が必要な時期です。

返り咲きや繰り返しざきは、ポツポツと咲き、条件のいいときだけ咲くような感じです。

秋も咲かないこともあります。

7月 🌸開花 🌿追肥

  • 咲きがら切り(切り戻し)
  • 農薬散布(同様)

四季咲きは花を楽しめるギリギリの時期です。真夏になるとどうしても花の形が崩れて大輪は楽しめません。

また、雨が多いので病気に気をつけるため、葉に成分がしっかりと付く農薬をまきます。

8月 🌸開花 🌿追肥

  • 咲きがら切り(切り戻し)
  • 農薬散布(同様)

真夏はほんとに暑いので花は綺麗に咲きません。小輪のものは咲くかもしれませんが大輪は綺麗になりません。咲かせずに蕾を取って株を充実させるようにするのもいいです。

また、台風シーズンに入りますので強風対策をしてください。

9月 🌸開花 🌿追肥

  • 剪定(せんてい)
  • 多めの追肥
  • 咲きがら切り(切り戻し)
  • 農薬散布(同様)

台風シーズンです。枝も折れますし、剪定後に一斉に揃って開花する姿を楽しむためにも思い切って枝をカットして揃えておきます。

アーチやオベリスクは強風が吹くとほんとに危険です。

今は軽い支柱タイプのものがありますが、鉄製の重たいものは倒れてこないように対策をしておきます。

枝は折れてもどうということはありません。

風が吹いているときは人にバラのトゲの付いた枝が当たらないように気をつけて下さい。

10月 🌸開花 🌿追肥

  • 咲きがら切り(切り戻し)
  • 農薬散布(同様)

バラシーズン パート2です。

ここで一季咲き以外のバラが一斉に咲き揃ってきます。

9月に剪定したことによってこの時に揃って咲く姿が見れます。

11月 🌸開花 🌿追肥

  • 咲きがら切り(切り戻し)
  • 農薬散布(同様)

10月に咲いたバラがまだ開花し続けているものがあります。

そのようなバラを最後まで楽しむために咲きがら切り、切り戻しをして追肥をして肥料を切らさないようにします。

12月

  • 剪定(せんてい)

薔薇のシーズンはお休みに入ります。来年のために剪定や植替えをします。

バラ(薔薇)の苗を植えるのに適した時期や季節は?

バラの苗を買っていつ植えればいいの?それは買った時に植えるのが1番です。

あまり良くない園芸屋さんでは真夏でも苗木が売られていますが、基本的に7~9月の真夏の暑い時期を除けば、春、秋、冬は苗を買って植えるのに適しているといえます。

暑くて乾燥するから難しいというだけでバラの苗を買って植えても、ちゃんと水やりや日よけをして枯らさずに定着させられる自信があれば大丈夫です。

苗には「新苗」と「大苗」という種類の苗が売られていますが、「簡単なバラの育て方」がテーマですのであまり気にしなくてもいいかもしれません。

大きい苗の方が高いけどよく花が咲き、小さい苗は最初はあまり咲かないけど育てて次のシーズンまでに大きくすれば追いつく。

と考えておけばいいような気がします。

バラ(薔薇)の種類や品種の選び方は?

バラの開花する時期による種類

  • 一季咲き:春に一度だけ開花するタイプ
  • 四季咲き:冬以外一年中花を咲かせるタイプ
  • 返り咲き:春と秋に花を咲かせるタイプ
  • 繰り返しざき:春から秋までにポツポツと花を咲かせるタイプ

最初は日の長さに関係ない四季咲きタイプが簡単でおすすめです。

バラの樹の形状による種類

  • 立ち木バラ
  • つるバラ
  • どちらにも仕立てられるバラ

場所も取らずに鉢植えに適している立ち木バラがおすすめです。

バラの樹の形状による品種の種類(簡単に有名なものだけざっと)

  • フロリバンダ(F):横に広がるタイプで高さは1m程度。房のように1本の茎に複数の花が付く。
  • ハイブリッドティーローズ(HT):上に伸びるタイプで高さは1.5mくらい。1輪咲き。
  • つるバラ(CL):つるが数メートル伸びる。一季咲きが多いが四季咲きのものもある。
  • ミニチュアローズ(MIN):高さが30cm程度のミニバラと呼ばれて売られているもの。四季咲き。
  • 原種系:野性味あふれる原種系バラ

簡単に育てられて花がたくさん楽しめるおすすめのバラはフロリバンダ(F)という系統です。

最初は中輪~大輪のバラの方が育てている感じがしていいと思います。

鉢植えと地植えどっちがおすすめ?

浅くて横に長いプランターはダメですが、深くて底が深い鉢はおすすめです。

おすすめは10号鉢です。1号あたり直径3cm分大きくなります。

ただ、メーカーによって形が異なり土の容量は2倍くらいの差があります。

とにかく底が深いものがいいですが、あまり大きいと持ち運びや移動が大変です。

植え替えが毎年から2,3年に1度必要になることを考えるとほどほどの容量のものにしてください。

つるバラには15L以上の容量があるものがいいです。

10号鉢でも9L~16Lくらいのものがあります。

もっと小さい鉢でも可能ですが毎年植え替えることになると考えたほうがいいです。

簡単にバラの魅力を楽しめるのは地植えよりも鉢植えだと思います。

地植えの方が放置していても枯れずに育つのですが、日当たりが悪い場所に植えてしまったら植え替えないと移動できませんので結構面倒です。

あと、大きくなりすぎてツルが暴れて困ります。

アーチやオベリスクは憧れですが、つるバラを用いて鉢植えとは全く違った観点で育てる必要があります。

台風シーズンは強風で支柱が吹き飛ばされそうでツライです。

鉢植えの問題は水やりです。長めの旅行に行くときは気をつけないといけません。

ペットボトル式の水やり器や真夏を避けて旅行に行くようにする必要があります。

バラ(薔薇)におすすめな追肥用の肥料は?

発酵油粕(はっこうあぶらかす)に他に必要な成分が添加されて粒やペレット状に固められたものです。

匂いも出ず、手で掴めて扱いが簡単で株元にそのままばら撒けばいいだけです。水がかかれば1日後から水やりのたびに栄養が溶け出してバラに与えられます。

根焼けして枯れることもありません。

虫が少しよってきやすくなりますが農薬が必要なバラ栽培ではあまり気にすることではないかと思います。

牛糞、馬糞は元肥として植え付ける前に用土に混ぜておくものです。

追肥としては肥効の低さと扱いにくさからしておすすめできません。発酵鶏糞をペレット状にしたものが追肥に使えませすが、はっきりいってかなり糞の匂いがしますので近所の人に匂いで迷惑がかかるかもしれません。

バラ(薔薇)の用土は?

地植えの場合は庭の土を使うことになります。土壌改良材として牛糞などをたくさん混ぜることがあります。

鉢植えの場合は用土はしっかりとしなければいけません。

庭で育つので庭の土でいいのですが、菌や微生物が多いと化成肥料を与えた時に根が焼けてそこから悪い菌が入ってしまうかもしれないので清潔な販売されている用土を買った方が無難です。

もし、庭などの自然の土を使う時は化成肥料は避けたほうがいいかもしれません。

用土でおすすめなのが「バラの土」です。

そのものズバリですが、たくさんの種類が出ています。

でも、はっきりいってなんでもいいのです。普通の野菜の土、花の土、そういうもので大丈夫です。

鉢植えでは長期間の栽培になるため追肥がメインになります。元肥の効果なんて1ヶ月で消えてしまいます。

鉢植えは水やりをするたびに鉢の外に栄養分が流れ出すのでもっと速いかもしれません。

自分で作るなら赤玉土ベースで作るのが無難です。

もし、庭の土で栽培するなら以下の記事がおすすめです。

直射日光が当たるところで育てること!

バラは光が大事です。

直射日光が当たる所に置く必要があります。

時間にして1日あたり何時間必要というものが品種によって違っています。

日向に向く品種、半日陰でも大丈夫な品種などがありますので苗選びのときに見てください。

自分の育てる環境がどうなのか時間ごとに写真を撮って調べてみて下さい。

バラの枝葉が伸びて育っても、直射日光や間接の日光が少ないと花芽分化が行われず花が咲かないなんてこともありますので気をつけて下さい。

ほんとに大まかな目安として1日のうち2~3時間以上直射日光が当たる場所であればどうにか育つような気がします。

品種によりますので半日陰に適応できる品種を選べばこれくらいから楽しめるかもしれませんが、花が咲かないこともあるかもしれませんのでご了承下さい。

1番怖いのは害虫と病気!

バラにとって1番の大敵は害虫と病気です。

害虫は葉を全部1枚も残らず食べてしまいますので全く育たなくなります。

病気は湿った土に近い環境では黒星病などが発生して葉を黒くして枯らしてしまいます。

これはほんとに気をつけたほうがいいのですが、田んぼのとなりで育てたらどんなに日当たりが良くて風が吹いていたとしても黒星病になるかもしれません。

田んぼがある方向から風が吹いてきたら田んぼの土の中にいるバラに良くない菌や微生物が風にのってバラに感染してしまいます。

普通は鉢植えにしておけばどこかにいい環境があるので病気は避けられるのですが、近くに田んぼがあったら逃げようがありません。

トゲには気をつけて

「美しいバラにはトゲがある!」といいますがほんとにヤバいです。

どうヤバいかというと茎を隙間がほとんどないくらいトゲが生えている、葉の裏にもトゲがある。

というものがよくあります。

しかも、バラのトゲは釣り針のかえしのようになっていて、必ず激しく突き刺さるように斜めに生えています。

幼虫が登ってこれないように返しが付いているように見えますが、このトゲと人の皮膚がこすれるとカッターのように確実に切れます。

これが目だった場合はほんとうにシャレにならないので保護メガネや牛革の手袋をして世話をします。

品種によってトゲがほとんど無いものからびっしり付いているものまであります。

全くないものは数種類ですがあります。

でも、トゲが少ないという品種を選べばだいぶ少ないのでだいぶ気にならないと思います。

ゴムが付いた園芸用手袋があればなんとかなります。

つるバラを誘引するときだけはしっかりトゲのtついた茎を握るので牛革手袋が欲しいところです。

人が通る通路にバラを植えてはいけません。

植えるならトゲのない品種にしましょう。

バラ栽培ってほんとに簡単なの?

ところで簡単に育てられるバラの育て方ということで記事を書きましたが、ほんとに簡単なの?

という疑問も少しあります。

例えるならミニトマトよりもちょっと難しく大玉トマトよりは簡単かな?

というイメージだと思います。

あとは「トゲ」ですね。

これは本当に特殊でお子さんがいる家庭ではとくに気をつけて下さい。

トゲの少ない品種を選んで注意して近づかせなければいいのですが、他の植物で人に危険が及ぶものってあまりないですからこれは気をつけたほうがいいと思います。

みかんの木にもトゲがありますし、レモンの木のトゲなんかほんとにミシン針が大量に飛び出しているようなものです。

それに比べれば引っかき傷はできやすいですが、目だけを守ればなんとかなるかと思います。

あとは日当たりですが、日当たりがすごく重要と言われていますが、ナスよりは少ない日当たりで全然大丈夫です。

イメージとしてはミニトマト、トマトがいい感じで育つくらいの光があれば何とかなると思います。

まずは練習のつもりで試してみるのが1番です。

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