【ティッシュペーパーを巻く方法が激的に簡単!】バラ(薔薇)の挿し木のやり方

【超簡単】バラ(薔薇)の挿し木のやり方

バラ(薔薇)の挿し木苗を作る方法

  1. 花が終わった枝を切り戻したときに出た廃棄枝を利用します。
  2. 葉が付いている節の部分から新しい芽がでますのでこれが付いていることが条件です。
  3. 芽が出る節があれば1本を数カットしても問題ないということになります。
  4. 水に付ける側の茎をカッターや切り花用ハサミで斜めにカットします。カッターやハサミは消毒しておいて下さい。
  5. 水につけて水分を吸わせます。(数時間以上つけると雑菌が増えて失敗する可能性があります。)
  6. 清潔な用土を用意します。これが1番大事です。購入した土を使いましょう。肥料分は含まれていない用土にしてください。
  7. セルトレイと受け皿、もしくは育苗ポッドやプランターと受け皿などを用意します。底穴のないコップよりも鉢と受け皿という方がいいです。
  8. 用土は赤玉土か鹿沼土かバーミキュライト。パッシブ水耕栽培はバーミキュライトが1番ですので挿し木も同じだと思います。
  9. 用土を入れて水分がひたひたになるように湿らせます。
  10. 挿し木する枝の先端にルートンなどがあればまぶしておきます。(無くても大丈夫です。)
  11. 挿し木の先端にティッシュペーパーを巻いて水をかけてなじませます。
  12. 用土に挿します。
  13. 室内の窓際などに置いて光がよく当たるようにします。
  14. 18日間~5週間以上経過すると根が発根します。
  15. 育苗ポットに植え替えて屋外で育苗します。
  16. 根が育苗ポットに十分にまわったら鉢か地面などに定植します。(好みによって)

登録品種のバラを挿し木で増やして販売することは種苗法で禁止されています。

バラの生態を学習するための個人的な実験としてお楽しみ下さい。とても勉強になると思います。

バラの挿し木に適した季節

バラの挿し木に適した季節は5月の中頃がいいです。

ちょうど一番花が終わって切り戻しを行う時だからです。気温が低い時期は発根するまでに時間がかかりますので成功率が下がります。

また、挿し木をしたあとの苗の成長が期待できる暑い季節を過ごせるからです。

挿し木して1ヶ月後に鉢上げした頃はちょうど梅雨時期に当たるため屋外の過酷な環境でも枯れるリスクが下がります。

咲きがら、切り戻し枝を再利用

このように無数に出る咲きがらをカットしたゴミ、いや、大事な挿し木の材料がいくらでも余っていると思います。

これが挿し穂としてネットで結構な値段で取引されているのに驚いたのですが。

バラも他の植物同様に無限増殖が可能なものです。

品種登録されたものを売買すると法律に違反して処罰されますのでご注意下さい。

自己学習、バラの研究のためにご利用下さい。

葉の付け根には必ず新芽がある!?

新芽の元が小さい場合は挿し木が失敗します。
そのような枝の場合は葉を付けて挿し木した方がいいでしょう。

バラの葉を手でペリッと剥がすとこんな感じになっています。

このように全部の節に新芽の元があるのを確認できます。
これくらい成長した新芽なら挿し木も上手くいくと思います。
新芽がまだ成長していない場合は葉を残して挿し木すると成功率がUPします。

木立バラは花を切り戻さないと新芽が伸びてこない。

だから、次の花を咲かせるために咲きがら切り、切り戻しが必要だと言われています。

花枝をカットしたショックからわき芽を作るのかと思ったのですが、花が咲いているときからすでに全ての節にいい感じの新芽の元ができています。

いつでも準備OKという感じです。

バラはほんとうに強健で繁殖力旺盛な植物だと思います。

バラが繊細で難しいという考えは全く変わると思います。

枝をカット!カット!カット!

分かりやすいように葉を全て取り除いていますが、葉が一部のこっているだけでも挿し木の成功率が上がりますので残しておいた方がいいと思います。

慣れてきて成功する条件がわかったら葉を取ってもいいと思います。

葉の付け根、新芽のところでカットしていきます。新芽の数だけ挿し木の元がとれます。

この咲きがらで2本の挿し木をゲットです。

根が出る部分を消毒したカッターで斜めにカットします。

緑の皮の断面部が多いほど発根する部分が多くなるような気がします。

両側を斜め切りです。

ここで水に浸けます。数分すれば水は十分にすうでしょう。

(最初はこちらがおすすめ)葉を残した場合の挿し木を作る様子

葉が付いてなくても新芽が伸びればいいと書きましたが、葉があった方が発根まで時間がかかる時期にいいような気がします。初めて挿し木をする方は葉を残した方が安心だと思います。

成長が激しくなってくると捨てるほど出てくるバラの枝を2節残して葉を2枚くらい残して挿し木用にカットしました。

根本側になる方の茎をカッターでカットしています。断面が多い方がいいような気がします。

ティッシュペーパーを切り口に巻くと水もちが断然良くなって成功率が激アップします。

これは重要だと思います。部屋の中で一番日光が強く長く当たる場所に置いてください。あとは5週間以上我慢して待ちます。

挿し木用の容器と用土が1番大事です。

簡単に済ますにはコップ型の容器よりも育苗ポット(ポリポット)を使った方法が成功率が高いといえます。見た目だけの問題でコップ型でも作ることにしました。

育苗ポット(ポリポット)を使う場合

このようなどこにでも売られているポリポットや育苗ポットと呼ばれているものを使います。

用土を入れて水をやれば、多すぎる水は下から抜けてしまいますので簡単に管理ができます。

コップ型の容器を使う場合

コップ型の容器を使う方法ですが、水の加減がとても難しいので慣れてきた人向きです。というよりは、あまりおすすめできませんが、見た目の優美さを重視する人向きです。

コップのように底穴の無い容器を用意します。

入りすぎた水を手でおさえながら捨てて容器の底に水が溜まっていない状態にします。

挿し木に使う土は?

無菌に近い用土を用意します。

バーミキュライトが最高なのですが、手持ちの用度がなかったので、軽石(ゼオライト)、バーミキュライト、赤玉土、焼いた黒土を主体とした無菌のものを使いました。

肥料は化成肥料なので無菌です。でも、本当は肥料なんて入ってないほうがいいです。化成肥料でも窒素成分が入っているので水が溜まっていると硫化水素のような根を枯らす物質に変わってしまう可能性があります。

用土はバーミキュライトが最高だと思います。ただし、バーミキュライトはとても軽いので風で飛ばされてしまいますので室内でしか使用できません。今後の鉢上げに備えてバーミキュライト以外にしっかりと重さのあるものが配合された用土がいいと思います。

そうはいっても、買った土で清潔なものなら何でもいいと思います。肥料分は入っていないものがいいです。

とくに堆肥などは細菌や微生物の宝庫ですので挿し木の切り口から侵入して挿し木を腐らせてしまいます。

そういう心配がないのが人工的に作られた用土です。

バーミキュライト、パーライトを石を焼いて発泡させて作ったもので無菌です。

赤玉土、鹿沼土も地面の下の方の地層から削り取ったものを乾燥させて作ったものでほとんど菌や細菌はいません。

黒土は山土の表土なので細菌もいますので庭土と同じように挿し木に細菌が侵入するリスクがあります。

挿し木に使うのおすすめの用土については「【挿し木が絶対に成功するオリジナルブレンド!?】挿し木に適した土とは?」にまとめています。興味があったらご覧ください。

ルートンを使って挿し木!?無くてもいいと思います。

この挿し木実験ではルートンを使ったものも枯れてしまいました。

塗布の仕方、生育環境が悪かったのかもしれません。このやり方ではルートンは使わなくてもいいと思いました。

定番のルートンです。

挿し木には必ず「ルートン」、「ルートン」、「ルートン」、というほど「ルートン」が登場するのですが、あっても無くてもあまり意味はありません。

今回の挿し木実験ではルートンを付けたものもが成功率が上がることはないという結果になりました。

あえて買う必要は無いと思います。

ルートンつけなきゃ発根しないような品種のバラはないと思います。

あまりに発根力が弱いバラは成長力、樹勢がとても弱いのでどのみち自根ではうまく育ちません。日本のノイバラ台木の接ぎ木苗の成長と比べると挿し木苗は3分の1のスピードで育つと言われていました。品種によると思います。ノイバラのような樹勢の強い品種なら大差ないと思います。

上手く挿し木苗が育ったとしても、樹勢のないバラは弱っていき新しいシューターが伸びずに花が咲かずに終わっていくような気がします。

挿し木するのですからちゃんと育つような樹勢の強いものだけが挿し木できればいいはずです。

また、今は接ぎ木用のノイバラ台木がネットで500円くらいで売られていますのでそこに切り継ぎではなく、芽接ぎをすればもはやこの「芽」のところの組織だけを剥ぎ取って台木に貼り付ければいいだけなので、挿し木なんてする意味が全く分かりません。

一応、ルートンあり/なしで挿し木をして比較実験を行いました。

挿し木の置き場所は?

光が当たる室内の窓際がいいと思います。

光が芽に当たらないと成長を促進できませんので光は重要な要素です。屋外だと強すぎる、暑すぎるというのがありますので室内の窓際が良いでしょう。

このような底穴のない容器で挿し木苗を作ろとすると溜まっている水が腐敗するというリスクがあります。

また、植物の根が空気の層が必要です。水はギリギリの量を調整して水がたまらないようにしてください。

初めての人は底穴の空いている育苗ポッドで挿し木をして水やりの回数を増やした方がいいと思います。

【根はどこから生えてくるの?】挿し木の成長の様子

挿し木をして1週間後の様子

新芽が成長しています。

切り口を見ると緑色の茎を切った断面部が白く厚く盛り上がっています。
おそらく、ここの細胞が増えて盛り上がっているのだと思います。

切り口の白い部分が盛り上がってくると思っていたのですが、実際には緑色の皮の部分の断面から組織が盛り上がってくることがわかりました。

このような結果になって、期待していたのですが驚きと発見がありました。

おそらくこうなるだろうと思ったので挿し木の切り口の切り方を1方向の斜め切りではなく、2方向左右から切り込むことにより緑色の部分の断面積を増やすことにより白い組織が盛り上がってくる場所を増やすことができました。

これが根になってくれる組織であれば、最初から根の多さが2倍になるわけですからプラスになるといえるでしょう。

接ぎ木をするときにもこのような切り方をするので挿し木でもこれがいいかと思って実践してみました。

ただ、根なんてその後の乾燥状態と用土の種類でどうとでもなるわけですから、初期の根の多さがその後の成長に与える影響なんて大差ないと思います。

接ぎ木をするかしないかによって根の状態は大きく変わりますのでこれくらの多少の差は何ら意味がないかもしれません。

成功率という点では新芽の成長度がカギとなりますので、切り方による成功率というのもあまり差がないかもしれません。

ただ、1年目の成長がよくなるかもしれません。

挿し木苗が一般的になってくればこういうちょっとした差も重要になってくるかもしれませんので、これからのテクかもしれません。

挿し木をして2週間後の様子

新芽の元が小さかったものはことごとく枯れています。枯れた挿し木は捨ててしまいましょう。

成長しているものだけ新しく育苗ポッドの挿し木苗床に移動しました。
今度はパッシブ水耕ではなく、底穴があるもので乾燥させながら発根を促していきます。

しっかりと新芽が成長しています。

しかし、まだ発根していません。
ちょっと水分不足を恐れて水浸しにしていました。
これからは乾燥気味に育ててみます。

挿し木をして4週間後の様子

挿し木を抜いたところです。葉が固くて乾燥に強い品種なのでびくともしていません。

「カルス」だと思われる組織がいっぱい増えていました。これが根となってくれればいいのですが。

挿し木をして5週間以上経った様子

5週間以上かかりました。6月の終わり頃にこの状態です。これであと1週間したら植え替える予定でしたが実は根が切れてしまっています。抜くときに切ってしまいました。梅雨あけ前に鉢上げした方がいいと思うのですが、様子を見ようと思います。

挿し木が成功したかを確かめるには5週間以上経過してから、少し引っ張ってみてください。根が伸びていれば抜けません。

そして、掘り起こす時はポリポット全体をひっくりかえして丁寧に根を傷めないようにしてください。

挿し木の根はとても硬くて太いので曲げたりできませんのですぐに折れてしまいます。しかも、1本か2本しか生えていませんので致命的になります。

これは水耕栽培の根に見られる特徴です。

挿し木の発根が成功!

18日間経過したピエール・ドゥ・ロンサールの挿し木です。だいぶ早いですが引っ張っても抜けませんので発根に成功したのでしょう。

このようにかならずポリポットごとひっくり返して確認します。そうしないと発根した根はとても折れやすいので僅かしか無い根が折れてしまい台無しになってしまいます。

しっかりと、発根していました。さすがティッシュペーパー効果とピエール・ドゥ・ロンサールのつるバラとしての本領が発揮されたという感じです。

7本の挿し穂を挿し木して6本が発根していました。

こんな風に発根したものや、

こんな風に発根したもの、

こんなにびっしりと発根したものがありました。もちろん、この挿し木が一番いい株となる候補です。根がいくつもあるので1~3本根が折れたり駄目になっても問題ありませんので育成に適している苗だと言えます。

これが駄目だった株です。切断面が黒くなっています。こうなるともう駄目ですね。

根は挿し木のどこから発根するの?

これが一番成功した株です。タコの足のように根が生えています。水耕の弱い根ですが、先端がかすかに緑がかっていて成長点であることがわかります。これが折れたらその根はもうだめになってしまうでしょう。

別角度の様子

別角度の様子。切断面のどこから根が発根しているでしょう?

別角度の様子。切り口全体から発根しているわけではありません。

別の株です。何本も発根しています。樹皮を剥がしたところからは発根していません。

明らかに分かるのが切断面でも茎の底の部分だけから発根しています。それも樹皮が残っているところからだけです。結論として、挿し木にしっかりとした根をできるだけ数多く発根させることがいい苗を作るカギとなることが分かりました。そうなると、挿し穂の切断方法ももう少し改良の余地があるかと思います。

こんな風に斜めではなく水平にカットしてしまうほうがいいのかもしれません。こうすれば根は丸い円周にそって数多くの本数が発根してくるはずです。

5週間以上経過した頃に育苗ポットに鉢上げする

根がしっかりと確認できるくらいまで生えてきた頃、梅雨から初夏の気温でおよそ5週間以上経過したときに植え替えをするといいかもしれません。

品種によっては3週間で鉢上げ可能です。

屋外に出して成長を爆発させたいかどうかということになります。枯れないように注意が必要です。

バラを苗として育てるために育苗ポッドが売られていますのでそれに植えていきます。

今の状態ではまだセルトレイ(大)くらいでもいいと思いますが、水分蒸発が危険なので大き目になりますが育苗ポッド(一般的な直径10cm以下のサイズ)に植えて育てます。

発根したらとにかく日光が多く当たる場所で育てることが大事です。

それと合わせて肥料を与えてとにかく大きく成長させることがこの年の成長を左右することになります。

根が育苗ポッドの中に十分に張ったら、根詰まりになる直前に少し大きな育苗ポッドに植え替えていきます。

この期間は結構短いです。

数ヶ月もかからないと思います。そうやって、売られている苗の鉢と同じようなサイズまで育てていきます。

どんな育苗ポットがいい?

若苗の販売鉢って小さいですが、深くて根がよく伸びるようになっています。

最終的な植え替え時にはあれに植えることが理想的ですが、なかなか高いのでポリポット深型を利用するのがいいと思います。

このようにちょっとだけ深型です。商品名は「ポリポット深型」で検索するといっぱいでてきます。半透明のものもあります。根張りがよく見えますが、日光が当たると藻類が生えてきます。藻類が根の周りに生えると栄養が奪われます。

使いたい場合は、バケツに土を半分入れたものの上にポリポッドをまとめて10個くらい置いて育てる方法のように光が鉢の中に当たらない方法で育てて下さい。

このような育苗ポッド(ポリポッド)は100個で数百円と安いですが買っても邪魔なゴミになるだけです。

これをサイズ違いで用意したら大変です。親戚、友達、近所に配り歩いても有り余る程の苗ができてしまいます。チャリティーバザールで育種権の切れた品種を売って社会貢献するくらい苗ができてしまいます。

よくカブトムシを育てて町内会のお祭りで格安で売っているのと同じようなことです。

趣味なのでどうぞっていうことでしょう。

バラが売れるかというと、子供の趣味じゃないですし、、タグとかラベルとか結構面倒なので売るのはどうかと思う感じです。

オンラインバザールといえば、メルカリですが、メルカリでもちゃんと方に従い育種権が切れた品種のバラの挿し木苗を売っているものがいっぱいあります。

これを買うか?

というと、あまり買いません。

買う気が起きないということです。

バラってそんなにたくさん育てられるものじゃないというものです。

知り始めてからだいぶ詳しくなってからメルカリの挿し木苗のことを知るようになるのですが、そのときにはもう育てるスペースがないから買えないという状態になりまs。

また、欲しい品種はメルカリで売られていない!

ということになります。

開花までしている苗だったら、格安でならバザールで売れるかもしれません。

しかし、手間は文字通りボランティアとなり手間賃にはならないでしょう。

結局、面倒なので余っている鉢か1種類の育苗ポッドを少しだけ買って育ててみてということになります。

育苗ポットに鉢上げ

育苗ポットに鉢上げするときがきました。でもこのピエール・ドゥ・ロンサールはまだ、挿し木してから18日間しか経っていません。驚異的です。さすが、樹勢が強い品種だけはありますね。

植え替えに使う用土はできれば挿し木で使用した土と同じものを使うことがおすすめです。別の用土にすると確実に発根した弱い根の表面を痛めてしまいます。それによって枯れることも有りえますので注意が必要です。

さて、無事挿し木の発根が完了しました。

あとは、これから育てるだけです。

といっても、バラを新苗で買って育てることはあっても、新苗になっていない株を育苗ポットで育てる方法なんて普通の家庭ではやっていないはずです。

どうして、いきなり大きな鉢や地面に植えたらいけないの?

という質問もありますが、

  • まだ弱い根なので自然の土や大きな鉢の新しい別の用土にふれると傷んで枯れたり、病原菌が侵入する恐れがあるから
  • 根張りができていないときに大きな鉢や地植えにすると、樹勢が強くなりすぎてしまうから
  • 乾燥を知らずに育つから根が密集して育たない
  • 株が小さいときは地植えだと地面からの跳ね返りがかかりやすく病気になりやすい

という理由により、育苗ポットで挿し木で使用した土と同じ様度を使用して育てるのがいいと思います。

そして、

屋外の環境に適応して成長が爆発して根がポットに十分に回り込んできたら植替えをします。最初は水を切らさないように気をつけてください。特に夏場に鉢上げをするときは注意が必要です。

ここでどのような鉢や地植えで定植するかは好みの問題ですのでご自由に選んでください。

そもそも、挿し木で発根した状態では根鉢ができていないので植え替えるといっても根が折れてしまいそうで難しいので無理というものです。

鉢上げして12日後の様子

この苗はピエールドゥロンサールの挿し木で、挿し木をしてから18日間経過した後、鉢上げして屋外で12日間経ったときの根の様子です。

見ての通り凄い根張りです。

やはり、外のパワーは凄いものがあります。

12日前の状態が、

↑です。ここからたったの12日間で、

↑こんなになってしまうわけです。そして、

根の形状が変化していることに気がついたでしょうか?

以前は水耕栽培の太くて枝分かれしていない固くて折れやすい根だったのが、今は細かく張り巡らされて柔軟性のある土耕栽培の根になっています。

あとは、オースチンのローズスタートでも買って菌根菌を付けてやれば成長が爆発しそうです。

この素早い成長はピエールドゥロンサールという品種によるところと気温が高い梅雨時期ということが影響しているのですが、やっぱり挿し木も屋外のような光が大事ですね。

ハウスのような湿度が保たれていて日差しは強いというのがいいのだと思います。

家の中ではやっぱり弱い気がします。

そして、品種によって大きな違いがあるというのは、接ぎ木苗でもバラ界で有数の成長の遅さを誇る「レディエマハミルトン」(*)の様子をみるとわかるかと思います。

*登録品種は増殖して販売すると処罰される可能性があります。

↑の状態は挿し木をして室内で1ヶ月経過した状態です。カルスは形成されていますが、根には分化していません。

このあたりは本当に成長が遅い品種だなという感じがします。

成長が遅い品種は挿し木をしても発根するまでにとても時間がかかります。そして、長期間、室内で挿し木という状態のままでは枯れてしまうリスクが高くなります。

ですから、このような成長の遅い品種はピエールドゥロンサールのような成長の早い品種の挿し木の5倍は難しいと言えます。

このまま室内で置いておいても枯れるリスクが高いので、ティッシュを巻いておけば屋外でもいけるだろうと屋外放置しました。梅雨時期だったので水は一回も与えませんでした。

↑室内で1ヶ月間、屋外で12日間、放置されたレディエマハミルトンの挿し木苗です。こんなに見事に病原菌にやられた状態になっています。

それも当然です。室内の軟弱になりがちな環境で1ヶ月間も置かれたものです。それがいきなり病気のピークシーズンである梅雨時期に雨ざらしのまま放置なんて、、

ひどすぎますね。

もうだめでしょう。と思いつつ育苗ポットをひっくり返してみます。

発根していますね!

驚きです。

さすが屋外パワーとティッシュの力。

それにしても同じ12日間でピエールドゥロンサールとの成長の差は激しいです。これが品種の違いです。

ティッシュは100%バージンパルプで清潔で保水力があるので、切り口に人工皮膚を貼って保護するのと同様にカルス形成から発根までの間、挿し木を守ってくれるのでしょう。

このあたりのことは「【キッチンペーパーでもOK!トイレットペーパーは駄目】ティッシュペーパーはカルス形成を保護するバイオテクノロジーの必需品!?」にまとめています。

他にも発根していなかった挿し木も屋外にだしたら発根していました。

こんなわけで、おそらく、

ほとんどのバラの品種でティッシュ+挿し木が100%成功する用土+屋外管理にすれば発根させることができるでしょう。

*登録品種を増殖して販売すると処罰される可能性があります。

挿し木が100%成功する用土は冗談ですが、「【挿し木が絶対に成功するオリジナルブレンド!?】挿し木に適した土とは?」にまとめています。

大手園芸資材メーカーから挿し木用の土というのが売られているのですが、その中でもとくに目を引いたのが「発根促進剤配合」と書いてある用土でした。

もう、ここまで書かないと駄目なのでしょうか?

原料はいたって普通なのですが、

発根促進剤として何が入っているのでしょう?

ルートンのような植物ホルモンが用土全体に入っているとかありえないですし、気になります。それも先程の記事で調べてみたいと思います。

菌根菌を買う方法は?

バラの菌根菌といえば、オースチンのローズスタートです。

このおかげで菌根菌がいいという評判が広まったようなものです。18種類の菌根菌と6種類の有用微生物が入っているそうです。元肥と一緒に混ざっている培養土タイプもありますが、ピンポイントで菌根菌を探している人にはこちらがおすすめです。

プロトリーフという園芸屋さんが製造しているのですが、プロトリーフは二子玉川駅にある超有名な園芸屋さんです。ガーデニングのデパートですね。

もしや、この商売上手の園芸屋さんがオースチンブランドを使って日本でだけ独自販売して利益を得ようとしているのでは?

という嫌な想像をしてしまったので、一応調べてみると、海外のオースチンサイトでも同じ製品が売られていました。

「DAVID AUSTIN MYCORRHIZAL FUNGI」という名前で菌根菌の学名そのものですね。

良かったです。これで安心して眠れます。これがもし、日本のプロトリーフだけの製品だったら「本当にオースチンのバラ苗は菌根菌のおかげで元気だ」というのが嘘になってしまいますから良かったです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

バラの植替えに150g ローズスタート
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内容が同じだと思われる製品があります。少しお得ですね。

 

挿し木が乾燥で枯れるのを防ぐ方法

以外に難しい挿し木苗の作り方です。

用土によっては気がつくと枯れていたりすることってあります。水やりはギリギリのところでセーブしつつ枯れないようにしたほうがいいのですが、そのギリギリのところで油断するとすぐに枯れてしまいます。枯れると枝が真っ黒になってしまいますのですぐわかります。

新芽が黒くなったら終わりです。新しくやり直しましょう。

そんな失敗を少しでも減らすべく考えた方法です。

ティッシュ作戦

このような2枚重ねのティッシュを剥がして1枚にします。トイレットペーパーは水に溶けるからダメです。

挿し木苗の切り口を包める分だけ切り取って用意しておきます。

このように巻きつけていきます。

余ったところはちぎって下さい。

完成です。

見た目そのまま「挿し木苗作りのためのティッシュ作戦」です。

これによって明らかに水分をキープする力が上昇して用土の種類によらずある程度の水分を維持することが可能になります。

また、バラの木の切り口には優しい、天然パルプ製のティッシュという素材がいい感じです。

パルプは木が原料ですから、何ていうのでしょうか、切り口に人工皮膚を貼り付けて養生しているようなものです。

そのまま接ぎ木みたいに融合したら怖いですが、おそらくティッシュを突き抜けて発根していることでしょう。

絶妙に用土からの汚れをフィルタしながら水分だけを吸い取るすぐれものです。

多分、これで挿し木苗の水管理が圧倒的に楽になるはずです。

このように切り口に当てる素材としては、キッチンペーパーやバナナの皮というのを動画で見ました。

これも参考になりました。

ルートンを使っても挿し木が枯れてしまった!

ルートンは効果が認められた製品でしっかりとした実験データによる証拠があります。

そのため使い方によっては発根が促されるはずだと思います。

ただ、今回の挿し木をしてみた結果ではあまりよくありません。

というより、ルートンを使った挿し木が発根できずに枯れ死してしまいました。

左がルートンなし、右がルートンありです。

枯れ死してしまいましたので芽が黒く枯れています。

元気に成長している挿し木の方は芽が伸びてきました。

ルートンを使っていないものが生き残っています。

おそらく、ルートンの粉が水分を吸い上げるのを阻害したのかもしれません。

これはあくまでもこの方法で今回の結果において言えることですので参考程度にお考え下さい。

認められた効果はあるものです。

ただ、この挿し木のやり方ではルートンは使わない方がいいかもしれないといいたいです。

【結論】挿し木を100%成功させる方法の秘訣は?

この挿し木の方法で成功するための秘訣は何でしょう?

どうすれば成功率が上がるのでしょう?

そんなことを考えた時に分かったことがあります。

それは、

品種と新芽の元の成長度合いと気温によって成功率が大きく左右するということです。

やはり、この「茎を切られて知らない用土に突き刺されて光の弱い場所に移動させられた」環境でバラが新たに成長することは難しいと思います。

ほんとは乾燥が強くなければ今まで育っていたバラと同じ日光が当たる場所で育てるべきなのです。

それが根がないから枯れるリスクが上がるため半日陰へ移動するわけです。

そんな環境で成長できますか?

普通の人だったらへこたれて人生を諦めてしまいます。

そんなことにも負けないバラは凄まじい生命力を持っているといえます。

しかし、さすがに新芽の元が成熟していないときに挿し木しても、新芽を大きく成長させて発芽させるだけのパワーはもっていないようです。

根は植物が新たに成長する時に発根していくものです。

芽が伸びていかなければ発根は期待できません。

そのため、新芽の成熟度合いが1番大事なことなのです。また、光もとても大切です。枯れない限りはできるだけ明るい太陽光が当たる場所で管理しましょう。

失敗して枯れた挿し木はすべて小さいサイズで新芽の元がほとんどないものばかりでした。

挿し木を100%成功させる方法の秘訣を以下のとおりです。

  • 樹勢の強い品種の成功率が高い(樹勢が強くない品種は成功しても接ぎ木栽培でないと十分に育たない)
  • 品種や気温によって発根するまでの期間が異なる18日間~5週間以上
  • 春先よりも気温が上がってからの方がいい
  • 挿し木をカットした先端にティッシュペーパーやキッチンペーパーを巻く
  • 挿し木の用土は肥料分が入っていないものにする
  • 置き場所は室内のよく日が当たる窓際がいい
  • 引っ張って抜けなければ発根している証拠
  • 挿し木を抜く時はポットごとひっくり返して根を傷めないように(水耕栽培の根なので太くてとても折れやすい少ない本数の根)
  • 鉢上げの用土は挿し木の用土と同じものを使う(水耕の根なので違う用土に植えると根が傷む)
  • 育苗ポット(ポリポット)で1本立ちで屋外で育てて、土耕の根が十分に張るまでは水を切らさないように慎重に。
  • 育苗ポットの中に十分に根が広がったら大きな鉢や地面に定植する。

この挿し木方法の特徴は水耕栽培!

パッシブ水耕栽培をヒントにした挿し木法です。

ポイントは水耕栽培の根が伸びてきます。でも、動画などを見ているとバラの挿し木で発根してくる根は水耕栽培の根のように見えます。

水耕栽培必では土で育てた苗の根をほとんどカットして水耕用の根を伸ばして育てる必要があります。

本当は挿し木をしているのと同じことなのですが若干の余裕を持たせるために元々の根を少し残していますが、水中で伸びる根と土中で伸びる根は異なります。

土中の根は細くて細かいですが、水中の根は太くて枝分かれが少ないものなります。

でも、一般家庭で水耕栽培をしようとすると循環ポンプが必要になるのと液肥の濃度管理が難しいのでその中間を取ったものを考え出しました。

それがパッシブ水耕栽培と呼ばれています。愛好家の間では自然に行ってきたことですが、バーミキュライトをバケツに入れてそこに肥料と水を入れて育てるというものです。

土耕栽培との違いは鉢のように水抜き穴がないということです。常に底のように水が溜まっていて、バーミキュライトが水分を吸い上げてくれるので根にはいつでも水が付いている状態になります。

土耕栽培のような見た目ですが水耕栽培になっているという優れた方法です。

ではこれを挿し木に利用すると何がいいか?

水切れにならない!

ということが挙げられます。

これは挿し木を成功するためにとても大事なことです。

花瓶につけているだけではどう?

かというとよほど条件が良ければ発根しますが、花瓶の水に浸けているだけではなかなか発根しません。

土と触れ合いながら水から外にでている感じもして早く根を伸ばさなきゃと思わせることが大切です。

この条件を最適に満たしてくれるのが挿し木にパッシブ水耕栽培を取り入れる理由です。

普通の教科書ではこんなやり方はしていないと思います。

でも、少し変わったガーデニングがモットーのサイトですのでこういうのもいいかなと思います。

【結局無駄?】バラ(薔薇)の挿し木をする意味はない!

まず、登録品種を勝手に増やして販売すると違法です。罰せられます。

これは大事なことです。

これからはもっと厳しくなります。

実験で挿し木から発根する様子が見たいという場合や農業者でない個人が自家増殖してみたいという場合に意味があると思います。

それ以外は挿し木をするメリットは皆無です。

いや、「【バラの衝動買いを抑える】挿し木苗の活用方法は?」にあるように高価なバラの大苗を毎年毎年新しく買い続けてしまう人には挿し木でもして心を落ち着けてもらう方がいいかもしれません。

登録が切れた品種なら自由に増やしていいということになっています。

また、台木用のノイバラが安くネットで売られています。

本当に増やしたいならそこに直接、接ぎ木して下さい。

また、ノイバラ台木は挿し木の3倍の成長スピードを持っているそうです。これは品種によりますが、だいたい、苗として出荷できるまで育つのに1年余計にかかるとさえ言われています。

*品種登録された品種が育成権消滅となっているものや期限切れとなっているものは自由に増殖しても問題ありません。

挿し木をしても接ぎ木苗じゃないから意味がない!

台木の病気の抵抗性はどれくらいのものか分かりませんが、まず挿し木をして売られている意味を考えれば挿し木をしようなんて考えるだけ時間のムダです。

バラの挿し木苗と接ぎ木苗でどれくらい強健さが違うか比較テストを行っていませんので一概には言えませんが、台木の品種は日本に自生するノイバラの勢いが反映されているものと考えられます。

もし、穂木になるバラの品種がか弱い樹勢の弱い品種だったとしたら接ぎ木によるメリットがないと成長速度が激減してしまうはずです。

それは根の強さであり、肥料の吸収性にも関係していて耐寒性にも関係あるでしょう。

樹勢が弱いということはバラにとっては致命的だといえます。

更新剪定し続けて咲かせていくわけです。

もともとが野生のツルバラのような品種であれば接ぎ木する必要はないかもしれません。

しかし、きれいな大輪のバラは接ぎ木しないと弱々しい樹勢の弱い特性を持っているかもしれません。

そう考えると、あの一年中枝をカットされ続けても毎年花を咲かせる強靭さは台木であるノイバラのおかげでしかないわけです。

それくらい接ぎ木って大事なものです。

おそらく、接ぎ木していないバラを育てるときは専用の方法があると思います。樹勢が弱いの枝をカットし続けたら枯れてしまいます。

これがノイバラの勢いです。

野山に自生して雑草や雑木に負けること無い勢いで成長するのです。

ツルバラでエンドレスに伸びまくるかのような勢いです。

フェンスの高さなんて軽く越えてしまいます。

野原や山や河川敷には葛というやっかいな植物がいます。

これの成長スピードと強健さに負けないように育って自生できるノイバラって凄い勢いです。

新苗が700円~1,000円で買える!

David Austinの品種は憧れの品種が多いと思いますが、とにかく高いものです。

5千円と考えていいです。

新苗はありません。

これを挿し木して増殖してネットで売っているのは違法である可能性が高いです。

期限切れというものもありますので一概にはいえませんがほとんどの個人オークションサイトで禁止されているので出品さえされてないと思います。

モールが野放しのところはそういうものが売られています。

メルカリは驚くくらいちゃんとしていて違法な苗が見つかりませんでした。

それに引き換え、昔ながらのオークションサイトはまだ野放しのようです。

それはDavid Austinの苗が1,000円で挿し木で買えたらちょっといいかな?と思って揺らいでしまう人もいるでしょう。

しかしダメです。

それはさておき、バラの殿堂入りしているような伝統ある品種で誰もがいいと認める品種も自由に増殖できるようなものが多いので、安く買うことができます。

とくに、バラの新苗はホームセンターで700円~1,000円で買えます。

1,500円だとちょっと高いんじゃない?という感じがします。

ホームセンターによっては高く売っているところもあります。

育成者にお金を支払うような品種だと2,000円くらいで売られています。

それにしても、古くていいバラが700円~1,000円で買えて接ぎ木苗になっているんですから、挿し木苗をネットで中途半端な品種を買うよりはずっといいと思います。

バラの品種にある程度詳しくなると、ホームセンターの新苗コーナーががらくた市のように宝ものを発掘できるかもしれません。

やっぱり、イマイチなものが売れ残りますのでちょっと失敗したなという品種もありますが、売れ筋が多く生産されて仕入れているはずですので往年のベストセラーのバラを買うならここが一番いいと思います。

どう考えてもバラの歴史はだいぶ前に完成しています。

古いバラの方が良いものが多いと思います。最近のものもいいものがありますが、本当にいいものはたまにしか発表されないものです。

そういう品種は高くてもいい店から買うといいでしょう。

でも、往年のバラでいいものを揃えようと思ったら新苗が一番です。

Austionで10株買ったら5万円を越えますが、往年の新苗バラなら1万円で済みます。

これは大きな差です。

1年目といっても十分です。数を植えるときにはいいものです。

接ぎ木なので成長も早いですし、ある程度コツを掴んだ人なら管理もほとんど手間なしでいけます。

放置気味の場所で多くの数を育てたいというときに新苗は一番です。

ただ、やっぱり、この1,000円均一のバラの新苗の品種はかなり限られた品種数になります。

自分の好みのものを10種類選び出すのが限度だと思います。

でも思わず同じものを2つ買ってしまいそうになるお得感です。

自分で接ぎ木して数ヶ月育ててみてください。1,000円じゃできません。

余った枝をバーミキュライトに挿しておけば簡単に挿し木できる

発根のプロセスは水耕栽培と近いと思います。

最初は水耕栽培の根が出てくるようです。

1番根張りがいい用土はバーミキュライトですのでバーミキュライトに挿しておけばだいたい上手くいくと思います。

ただ、先程のように接ぎ木じゃないからうまく育てるのは難しいと思います。品種によりますが。

枯れた時は生産者から買う方が楽です。

枯れたらどうしよう?

といって挿し木で予備を作っておこうとしますが、そんなことは必要ないといえます。

品種名が分かればいくらでも最高の状態の苗が買えます。

そんなことよりも予備のバラに場所を取られてしまうことのほうがもったいないです。

切り花で綺麗だなと思ったバラを増やしたい?

これはたしかに品種が分からないものは買えないですから挿し木で増やすといいかもしれません。

でも、個人的に実験するもので勝手に増やして人に配ったらダメです。

でも、花を見て品種を探すのも楽しみの1つだと思います。

そういうことによってバラに詳しくなれていいものだと思います。

花や枝葉の特徴から品種を見つける。

系統の特徴を理解する。

こういうのはバラの楽しみの1つですから、ぜひ探して下さい。

自分で接ぎ木をする気があるならメリットはあると思います。

接ぎ木も非常に簡単です。

また、接ぎ木を買って接ぎ木に成功することを考えると品種を見つけて買ったほうが大きくて立派な苗が買えますのでほぼメリットはないと思います。

なにか、収集が楽しいとか好きだという人がひたすら挿し木で増やすのを楽しみに感じるようなものだと思います。

そういう楽しみ方は大いにやってみるといいかと思います。

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「ガーデニングサプリ」編集部

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