ガーデニングに最適なのは屋上テラス付きのマンション!
よく、マンションだと戸建てのようにガーデニングができないと言われますが、1Fに庭付きのマンションがあります。
庭があって地面があることは素晴らしいことですが、なかなか自由に使えなかったり、日当たりが悪いことが多いので思うようにならないこともあるようです。
また、マンションであるために最大の問題は2Fからの足音騒音や上の階から丸見えになることです。
ここで寝転んで昼寝はできませんね。
さて、そういうときにどういうところがいいかというと、屋上階です。
屋上階は上からの騒音に悩まされたり、見られることがありません。
足音はとても精神的にダメージが出るので本当に気をつけたほうがいいと思います。
鉄筋コンクリートでも足音がしてしまうくらいです。
よく、段々になっているマンションで屋上の角部屋のベランダが屋上テラスのようになっているところがあります。
おそらく、そのマンションで一番高い部屋です。
ここは1棟に1つだけの特別な部屋でしょう。
よほどのことがないと買えないと思います。
中古で出ていたら買うといいかもしれません。
ガーデニングに最適な条件とは?
ガーデニングに最適な条件は屋上のような日当たりだと思います。
これを忘れると本当に何も植物が育たない家になってしまいます。
戸建て住宅でも都市部で油断していると本当に日が当たらなくて植物が育つ場所がほとんどない、出入り口にあたるから植木を植えられないということにもなりかねません。
さすがにマンションでガーデニングができないというのは納得できますが戸建住宅でガーデニングができないなんて想像もできないことでしょう。
でもこれが密集地域の住宅では普通に起こりえます。
そういうこともあって都市部では戸建住宅でも屋上がある家というのがたまにあります。
ビルじゃなくて個人の戸建てで屋上を付けるには鉄筋コンクリートか、頑丈な鉄骨住宅が必要になります。
防水工事も10年に1度行う必要があります。
ここまでして戸建てに屋上を付ける手間を考えるとそこまでするメリットはない気がします。
建ぺい率いっぱいいっぱいに家が建っている土地では基本的にほとんどの住居が制限された日当たりの中でガーデニングを楽しむことになります。
制限されていない日当たりを100%とした場合、住宅地の庭はどんなに日当たりがいいところで50%以下になっていることでしょう。
ちなみに100%の日当たりの例を上げると、「畑」や「田んぼ」です。
これらは日当たりが収益に直結しますので完全なる日当たりを求めます。
日の出から日没まで一回も日陰にならない土地です。
こういうのは住宅地の庭ではありえません。
さて、これを簡単にクリアする100%日当たりが得られる住居があります。
それが周りに高い建物がない屋上です。
マンションで屋上テラスがあって、南側に面していればほぼ100%日当たりが得られるでしょう。
これは暑いわけですが、逆に畑でもなんでも完全に畑と同様にそだてることができます。
地面がないので地力は弱いわけですが、それでも農家でも水耕栽培や鉢植え栽培で育てることがあるくらいですのでちゃんと肥料と水やりができる環境があれば問題ではありません。
何ができるかというと、素晴らしい植物園ができるということです。
ただし、10年に1度くらい外壁塗装メンテナンスがあるのでその間、排除しなければなりません。
これができるのは鉢植えとなります。
さてどうでしょう?
屋上なので寝そべっていても問題ありません。蚊もいません。
戸建ての庭で昼寝なんてできません。
蚊が居るからです。
こういうわけでガーデニングには実はマンションの屋上テラスが最強なのです。
さらに、マンションの屋上テラスはベランダなのでリビングの窓とつながっているはずです。
家の中からガーデニングシている様子を見ることができるのです。
これが実は一番の贅沢です。
家の中から楽しめる庭というのが一番の贅沢なのです。
戸建て住宅の場合は新しく区画整理された新しい住宅地以外ではまず無理でしょう。
都市部の土地の形に合わせてなんとか家を建てるというような場所では家の中から眺めることはできません。
そして、庭に出て眺めていれば隣の家の人からも丸見えになるわけで、「何かしているんですか?」
なんて話しかけられてしまいます。
新しく区画整理された分譲住宅は、一応リビングに面した庭があるはずですが、自分の庭に出ていても隣の家の庭にいるのと同じくらいの距離感です。
これではちょっと無理ですね。
こういうわけで、マンションの屋上テラスが最高のガーデニングに適した住宅といえます。
鉢植え栽培を極めれば最高のガーデニング生活が送れると思いますよ。
年代別のガーデニングスタイルと場所
ちなみに、自分の年代、ライフサイクルにおけるガーデニングスタイルの提案として、
- 結婚前:室内で切り花や観葉植物を栽培する
- 結婚後:庭やベランダでキッチンガーデンをする
- 子育てが落ち着く:庭やベランダでバラを栽培する
といった感じになる方が多いと思います。
結婚前のガーデニングスタイル
若いときは自分のことで頭がいっぱいです。
植物を育てる余裕はありません。それならと手間のかからない室内で育てられる観葉植物か切り花を飾るといったスタイルになることが多いと思います。
住居も戸建てやマンションではなく、1ルームの賃貸マンションというケースがよくあります。
1ルームのベランダは柵だけというのが基本です。
1Fでも庭もありません。
誰も見ない、見ようとしない、出ることなんて絶対ない、
なにせ隣の住人と鉢合わせしてしまうなんてことが一番イヤだからです。
本当に不思議な暮らしですよね?
ほとんどの場合、数年という短期間で入れ替わってしまうので覚える必要もないわけです。
ちなみに、シソの室内栽培はおすすめですよ。キッチンガーデンでありながら一年中育つので最高に効率がいいものです。
アイビーは柵だけのベランダでも無限に増え続けます。
結婚後のガーデニングスタイル
子供が生まれた、生まれないとしても、家庭をもった人が一番大事に考えるのが「食」だと思います。
そのため、ガーデニングの興味も食べられる植物ということになります。
よくあるのが夏にミニトマトときゅうりとゴーヤーを植えて育てるものです。
小学校でも育てるくらい一般的になりましたが、おかしなガーデニングです。
でも、キッチンガーデンとして考えるとハーブも一緒に育てると子供と一緒に収穫して調理して食べられるという点でレジャーの1つとしても楽しめます。
また、生産という作業を通して家の中で利益を生み出す活動ができるのです。
これは画期的でハマると思います。
家にいるときは仕事が終わって消費活動をダラダラとするのが一般的でしたので新鮮だと思います。
でも、コロナショックのおかげでリモートワークが増えてたくさんの人が家で仕事をするようになって、自宅でも生産的な活動ができるんだと気がついたわけです。
園芸屋さんはリモート会議で仕事はできませんが、家で仕事をすることでより一層、自宅でのキッチンガーデンにも熱が入るものです。
子育てが落ち着いた頃のガーデニングスタイル
子供が大きくなると、バラのトゲが危険じゃなくなります。
かねてから花を育てたいと思っていた人の頂点にあるのがバラです。
やはり、ミニトマトやゴーヤは特殊なガーデニングであって、本来は観賞用の植物を育てるのがガーデニングだと思います。
野菜は収穫しだすと汚くなってしまいます。
観賞価値が下がっていきます。
そして、勿体ない病にとりつかれた人は立ち枯れるまで抜こうとしません。
これは大問題です。
見て楽しむのが趣味の園芸です。
となると、花がいいわけです。もちろん、多肉植物という葉が綺麗なものもあります。
観葉植物という葉を見るための植物もあります。
でも、組み合わせていくと花が必要になります。
といっても、1ポッド350円の苗ではみな同じものになってしまいます。
個性がないんですね。
1つ1つに個性があるもの、それがバラです。
都市部では中途半端な園庭点には販売してもいないバラというものがあります。
苗の相場が5,000円前後というものです。
これではコチョウランが買えてしまいます。
それくらいのものが簡単に買えるわけがありません。
つまり、バラを育てるというのはおそらくガーデニングライフにおいて最高のことだと思います。
そいうわけで、ガーデニングを続けた人が辿り着く場所がバラ栽培です。
子供が小さいとトゲが目を傷つけたら嫌だなと思い始められませんが、ある程度の年齢になればそれも分かるはずです。
そして、子供が大きくなったら何か手をかける必要があるバラがちょうどいいと感じるのです。
この頃は自分にもエイジングケアの美容液を買ってみたりするような自分に余裕ができたときです。
こういうときが一番趣味に夢中になれるものです。
そして、だいたいの人がみんなバラが好きです。
バラを育てることによってたくさんの自分と同じような人が集まってきてにぎやかになります。
これがちょうどマッチしているのでしょう。
この頃の人に大人気となっています。
そういうわけで、住まいを考えるときはちゃんとガーデニングができる場所かどうかを考えるべきです。
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草と花と自然の力を取り入れて元気になりましょう。
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