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ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールの育て方
ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールは殿堂入りしている「カクテル(コクテール)」を改良した品種でピンク色のとても可愛らしい印象の花が春から咲き続けてくれるので絶え間なく空間を明るくしてくれる名バラです。「カクテル(コクテール)」の色違いですが花の印象は全く異なっています。
バラっぽい感じは少ないものの咲いている花のインパクトは他のバラを寄せ付けないくらい目立っています。ピンクの縁取りの5枚花で中心部が黄色から白色に褪色していく様子がとても美しいです。花つきが良く同時にいくつもの花が異なる色合いで開花しているのを見ることができます。
成長が速く新苗からでも十分に開花を楽しみながら育てることができます。病気にもかなり強くおすすめです。
ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールの品種特性
日本語名 | ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテール |
英語名 | Pink Cocktail、New Cocktail |
作出者 | 不明 |
作出された年 | 不明 |
作出された国 | 不明 |
コンクール受賞歴 | 不明 |
系統 | S(シュラブ) |
開花タイプ | 繰り返し咲き~四季咲き |
花の大きさ | 花径7cm。中輪サイズ |
花の形 | 一重平咲き |
樹形 | つる型 |
樹高 | 200cm |
芳香 | 微香 |
ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールの開花の様子
咲きはじめは中心部がほのかに黄色みがかっています。
開花し始めの頃はかなり黄色味が残っています。
最終的に中心部は白色に変化します。
上の写真は1年目の新苗から2ヶ月程度経過しただけの状態なのでまだたくさんは咲いていませんがそれでも花はまとまって咲いています。暖かくなってからは途切れることなく咲き続けている印象です。
花は花びらも少なく色もカクテルとは違って淡い優しいピンク色をしているのでだいぶ可愛らしい印象です。咲いた花は花びらの数が少ないため、すぐに萎れたり傷んで見えてしまいますが、そのままにしておいても成長していくのであまりきにしなくてもいいかと思います。
つるバラですが、花付きは非常によく四季咲きといっていいようなものです。カクテル、コクテールなどに比較すると花の数が多く本当によく咲き続けていると思います。
春から晩秋まで咲き続けます。
ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールはトゲが少ない品種かどうか?
ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールには小さめのトゲがありますがほとんど目立たない程度です。
とても多いという感じではありません。きれいに伸びている茎をみるとトゲが見当たらないのが分かると思います。
ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールの葉の様子
葉は薄い緑色をしていてあまり大きくありません。古い葉は濃い緑色になりますがツヤのある照葉でうどんこ病にもかかりにくく強い印象です。とても丈夫で病気に強い葉だと思います。
ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテールの茎の様子
茎は自立できないくらい細くてしなやかです。
これこそつるバラという感じの茎をしていてよく伸びていきます。
花の咲き終わった枝をカットをしなくてもどんどん成長していきます。そして、しなやかな茎なので成長に合わせてオベリスクの周りにくるくると巻きつけていくことができます。行灯仕立てのように低くコンパクトに誘引することもできるくらい柔軟性もあります。
新苗から2ヶ月でこの状態ですので2年目にはとても賑やかな感じになることでしょう。
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