節成りゴーヤーの種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単?-育て方
節成りゴーヤーの種の外観
種の大きさ、重さ
長さは1.5cmくらいで厚さは5mmくらいです。
種の構造
とても硬い、分厚い殻に包まれています。そのため、長い期間、種を外気から守ることができるようです。
つまり、発芽をするのに時間がかかるともいえます。
種まきの発芽の難しさ
発芽適温:30~35度程度、発芽日数:1週間~30日間
節成ゴーヤの種まきの方法
種の一部の尖っているところをハサミや爪切りで切り、少し殻に穴を開けます。水に漬けてから種をまくか、そのまま播くかの方法があります。気温によってどちらが最適なのか変わってきます。
しかし、そういうことよりも高温の方が大事です。どんな小細工をするよりも、高温であることにはかないません。最高にいい環境を整えてやることが最大の発芽を得ることができます。
水につけるときは、相当、すぐに成長が始まるくらいの高温時でないと難しいかもしれません。長くだらだらと中低温が続くと、もう、時間がかかりますので、種の中身は空っぽになったものが発見されることになるかもしれません。こういう時には、種を割るとか、水につけるというのはマイナスにしかなりません。
あえて、種の中味の栄養豊富な場所を土の中の雑菌に食わしているようなものです。
自然環境下では、真夏に落ちたゴーヤの実から自然に発芽してくることがありますが、ものすごく暑い猛暑日と言われる日と、だいぶ、時間が経ってから発芽してくるようです。
発芽を抑制する物質がついていてすぐには発芽しないのかもしれません。 ただ、真夏の最も暑い時期、日本一高温になるようなところの最高気温を更新するような気温では分かりませんが、40度くらいまでなら、発芽には快適な感じがします。
一般的には、種にキズをつける、種の尖った出っ張りを爪切りでカットする、水につけるとありますので、全部をやってみました。
そして、発芽しづらい時期でしたが、セルトレイをビニールやラップでくるみ、日光に当てて、無理に高温にしましたが、やはり、発芽するには温度が低いようでした。およそ1ヶ月かかって発芽したものもありましたが、ほとんど9割くらいは発芽せずに、掘り起こすと、殻だけが残っているという状態で、見事に微生物により分解されてしまっていました。
結局、その後、地面に直接播いてホットキャップをかぶせて、暑くなるのを待ちました。何も手をかけなくても、ほとんどの種が発芽してきました。もちろん、種を傷つけたり水につけたりはしません。
最初から、直播きしておけばよかったという結論でした。金銭的にかなり厳しい実験をしてしまいました。
結局、1粒100円、1000円分の種を無駄にしてしまい、成長して苗になったものは0でした。
こういうことを経験すると、高い節成ゴーヤの種を自分で勝って、種から育てようなんて思いません。しかし、苗で節成なんて売っていませんし、、どうしたものか。。
実際には、直播き+ホットキャップで育てると、ほとんど失敗なしで、市販の苗が育つ頃に間に合うくらいになるので、全然、恐れるに足らずなので、びびらずに試してみてください。
殻の一部を切り穴を開けて水につけていました。室温は25度くらいですが、1週間も浸してしまいました。
本来はもうすこし早く、1日から2日くらいで播種した方がいいと思います。
黒っぽいのは元からでした。他の種はきれいなのですが、なぜかこの種は黒っぽいものでした。
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