韮(ニラ)の葉、茎、根の特徴-害虫、病気、根腐れ-葉脈、断面、道管、太さ、広がり、写真-どこから食べられる?一番ニラ
ニラの葉、茎、根の特徴
植物のなまえ(和名) | 韮(ニラ) |
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植物のなまえ(英語名) | garlic chive |
学名 | Allium tuberosum Rottler ex Spreng. |
葉のタイプ | ![]() |
茎の太さ、長さ | 茎という、葉という、明確な区別がつきにくいですが、直径5mm程度のしっかりとした肉厚の、しかし、柔らかい茎があります。 |
根の太さ、張り方 | 根は太く、くねくねと、たくさん、生えていきます。 |
葉に現れる病気、症状 | |
根に現れる病気、症状 | |
説明 | ニラというのは特別な植物のような気がします。
しかし、日本でも古来から存在していたことが記されています。 花が8 – 10月頃に咲きます。真冬とそれ以外はほとんどの時期には葉だけの状態で成長して、葉を食べることが出来ます。 多少固くなっていきますが、何年も栽培し続けることができます。 冬場には一度、葉は枯れてしまうこともありますが、根が残り、暖かくなると新葉が伸びてきて、非常に長期間栽培して収穫し続けられる珍しい植物です。 日本で言えば食用野菜ですが、ハーブとも考えることが出来ます。 原産は中国、モンゴルの辺りで原種が存在しているそうです。 料理にもよく使われていることからも、身近な存在であることが分かります。 保管には、冷蔵庫に入れておくときも、水をつけるとすぐに溶けて非常に強烈な匂いを放ちます。 乾燥気味で保管したほうが長持ちします。 葱よりも腐りやすく、匂いもかなりキツイので注意が必要です。 冷蔵庫の中全体がいつまでも嫌な匂いに包まれています。 ニンニクに近い匂いで、硫化アリル(アリシン)という成分です。 国内でも餃子にはかかせない食材の1つとなっていて、一番、用途が多い料理の1つとなっています。他には、レバニラ、チジミなどにも使われていて、その突出した存在感を活かした料理が多いです。 |
ニラは、どこからどこまでも食用にしかなりません。
というか、見た目が地味すぎて、観賞用ということには難しいでしょう。ドクダミのように踏むと臭い雑草のような扱いなのかもしれませんが、ドクダミにも良質な成分が含まれていることがわかってからは存在価値が変わり、扱いが手のひらを返したようになりました。
こんなことがニラにもあったのかもしれません。
ニラと水仙は葉の形だけは非常によく似ています。
これを畑に植えると間違えて食べてしまうことがあり、食中毒になることがあるそうです。注意してください。
これは、花が咲かない限りは水仙なのか、ニラなのか、分かりません。
人生をかけて食べてみるのか?匂いでもわかりそうですが、ほんとうに混在してごちゃまぜに植えると、もはや、わかりません。
また、繁殖力が強くどちらも、近くにあると次第に広がっていき、混じってしまうことがありますので注意が必要です。
ニラの葉の写真、裏側、葉脈

立派な姿です。
葉が非常に長いのが特徴です。
ニラの茎の写真、太さ、断面、道管

葉なのか、茎なのか、わかりませんが、ここは葉でしょうか?
おそらく、ここの白い部分から緑の部分が茎なのかもしれません。
こういうタイプの植物には茎という考えはないのかもしれません。
途中から枝分かれしません。
むしろ、カブがわかれるので、地下にあるほうが茎なのかもしれません。
ニラの根の写真、太さ、広がり、細かさ

植物としては、よくある強さです。
ただ、食用野菜としては強く、大変強健です。それはハーブという、野草に近いグループに当たるかもしれません。
なんらかの化学物質が入っていて臭いを発し、それの影響を受けようとする人の魂胆です。それが悪影響を与えれば、毒となり、規制されることになります。
ニラは活力アップなどといい、良い影響があるとされています。小さい動物には毒であったりします。
小さいこどもにも与える量も考えないといけなさそうですし、個人差があります。それが好き嫌いというものです。
好きなモノは欠乏しているものであり、嫌いというのは個人的にその成分はいらない、悪いという意味であると思われます。
ニラも食べたい時に食べる、だいたい、大人、調理する人が食べたい時にメニューに入れるくせに、それを食べる子供には選択権はありません。こんな矛盾をおかしいと思います。
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