挿し木苗の活用方法は?
どうやって挿し木苗を活用しましょう?
権利があるものは売るわけにはいきません。
権利が切れているものでも、挿し木苗の販売なんて手間を考えると全く美味しくないものです。
では問題のない範囲で挿し木苗を活用する方法としてどういうものがあるでしょう?
香りが気に入ったバラを挿し木苗で株を増やす
これは驚くことなのですが、バラの香りで本当にいいものに出会うと感動してしまい、香りがないバラなんていらない!
とさえ考えるようになります。
いくら綺麗でも香りがないなんて信じられません。
オールドローズの時代に高貴な身分の人たちが作らせていたというバラには香りがあったわけです。
その当時においてこれだけの香りが自然界のバラという身近な花からすることはまさに驚きです。
この香りを集めれば凄い価値になると思ったことでしょう。
精油にして売ったら凄いビジネスになりそうです。
昔の話です。
そして、その後、香りは後回しにされた時代があって、再び香りに注目があつまり、日本のバラ品種でも香りが重視されるようになりました。
そんないい香りがするバラはたくさん増やしてベランダなどの身近なところに鉢植えで置いておきたいものです。
そんなときに挿し木苗を作っておくとおすすめです。
新たな香りを求めて新しい品種を探すのもいいですが、もうさすがに似たりよったりでは面白みがありません。
香りも中途半端な香りでは納得できなくなっています。
見た目も大事です。
この2つの条件を満たすバラはとても数が少なくなってくると思います。
それが自分のベストバラだと思います。
そのベストバラをひたすら増やしてたくさんの花が咲いたら、それを切り取って水に浮かべて部屋の中で香りを嗅いで下さい。
それが最も素晴らしいことだと思います。
花を近づけないと匂いませんのでアロマをたいた時のように部屋中に充満することはありませんが、近づいてかいだときにだけ香る匂いはとてつもなく素晴らしいものがあります。
生のバラの香りがこれほどまでにいいのかと感動することでしょう。かぐのが癖になるほどです。
疲れたら嗅いで、疲れたら嗅いで、、ということを繰り返してしまいます。これこそ自然のアロマテラピーです。
そんなバラを見つけて育てるのもいい手です。
そしてそういうバラはたくさん育てておいて花をたくさん咲かせておきたいものです。
バラの衝動買いを抑える!
バラを集め始めると欲望が止まりません。
いつまでも買い足してしまいます。
そこで対策を考えないといけなくなります。
それはやはりバラの挿し木苗を作ることです。
ここでいくらでも増やしておいて自分が衝動的にほしいと思ったときにもうバラがいっぱいで十分だと思うことです。
そのために挿し木苗がとても大事です。
とにかくバラ苗でいっぱいにしておけば新たに買いたいとも思わなくなります。
また、苗を自分で作ると、売っている苗のダメなところが見えてきて普通の園芸屋さんの苗でも買いたい苗はごくわずかしかないことがわかります。
こうなってくるともう衝動買いする気はなくなるでしょう。
そして、買いたいと思ったときに気に入っているバラの香りを嗅ぐと気持ちが穏やかになって衝動買いの欲求が抑えられることでしょう。
ですから、これは自然のアロマテラピーなのです。
高いバラ苗でも香りがいいと本当に得をした気分がします。
香り部門で賞を受賞しているバラは期待できる
香りがいいバラはやっぱり、明確に分かるものです。
見た目だけでいくと、どうしても見る人の感性によってだいぶ変わってくるものがあります。
また、見た目がいいという賞を受賞していてもその時の審査員と自分が同じ感性なのか分からないことがあります。
ただし、香りの場合は香りで賞を受賞したということは、たしかにその香りが強くていいということが分かるはずです。
好きな香りと嫌いな香りがあることはわかります。
これは明確に個人によって分かれています。
しかし、香りはかなり明確に言葉で伝えることができます。
「あれに似た香り」といえばすぐに想像できるものです。
ですから、香り部門で賞を受賞していて、説明を読んで自分が好きな香りであるようだったら、どこかに嗅ぎに行くか、期待を込めて買ってしまうということでいいと思います。
見た目と香りが気に入ったバラは最高のバラです。
大事にたくさん育てましょう。
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