冬場のピーマンの育て方、いつまで育つのか?
家庭菜園ではピーマンを夏以外に作るのは難しい!
ピーマン、とくに高温をひつようとする野菜です。
むかし、ピーマンのビニールハウスというのがTVでやっていて見たら、夏でも温室で育てていて、30度とかではなく40度以上にしているのだそうです。
これはとくにパプリカのような種類になると、日本で馴染みのあるピーマン等よりも早い時期から高温にするためかなり大変らしいです。
というより、ピーマンは温室で。というのがいいようです。
もし、ピーマンを露地で作って、利益を得るとしたら結構最初の方は難しいのではないでしょうか?
しかも、ピーマンは安いです。
プレミアがつくような、オレンジや黄色のパプリカもどきは、露地では難しいそうです。
家庭菜園にはそんなこと関係ない!です。
ただ、屋外で何にもかけずに勝手に育つものを食べるだけです。
ピーマンはもっとも高温が必要で、高温、高日照でないとよく育ちません。
ただ、低温、低日照でも枯れることはないです。
一番、夏野菜で耐性が高い野菜だと思います。逆に化成肥料に対する根やけは弱くて、すぐに萎れてしまいます。
どれくらい強いかというと、ナスはもちろん、トマトが枯れた1月の5度以下の日が続いてようやく枯れるくらいです。
それまでは枯れません。日陰でも滅多にかれません。ただ、収穫は難しいです。
よくあるのが他の野菜に隠れて、夏場をすぎて、回りが枯れたら、小さいままのピーマンが現れてきたということがあります。
それくらい、頑丈だということです。ですが、日陰では決して成長、収穫は無理です。
しかし、これだけの寒さ耐性、暑さ耐性があるわけです。
暑いのが好き、というのはもちろん、激アツの日本の真夏でも余裕だということです。
耐暑性が高くて、耐寒性もあり、耐日陰性もある、、、
最強の夏野菜ですね。1月、2月だけが屋外で枯れてしまうだけで、あとは枯れないピーマンて、越冬余裕で可能です。
10年もののピーマンの木ってどうでしょう??
ただ、しかし、越冬すると得てして弱っていて、とくに、木の幹が痛むのでしょうか、、
日本の真夏や雨期の低温には耐えられないようで、枯れる、腐っていくようです。
つまり、新品の1年めの若いもんしか育たない、なんていう過酷な環境なんでしょう。。この国の露地は。
ほんとうに仕事も自然も厳しい国です。。
年をとった株はハウスでエアコンを付けて栄養剤を与えて、コントロールすれば、100年もののピーマンの木が育つかもしれません。
そんな木で作った銘木のテーブルなんて、いつでもピーマン臭がただよっていて、プレミアムな価値があるかもしれません。
トマトなどでは数年、数百万個という収穫などというのがあります。もちろん、ハウス、水耕栽培。
ハイポニカ栽培って、独自の方法だったんでしょうか。。培地を使わないから独特?なのでしょうか。
よくわかりません。
ピーマンはトマトよりもずっと、木になっているので、硬くて頑丈です。もっと、驚異的になるかもしれません。
世界では数年いけるものもあるかもしれません。
だいたい、せかいではパプリカが山積みで売られています。安いものの売られ方です。
この国では、高級品でパッケージされています。難しいからです。
寒いのに夏はあつい。暑いとパプリカはだめですし、寒い、寒い、春から初夏では育ちません。
ハウスでさえ、コストがかかりすぎて、需要が少ないので、ほとんど見かけません。
もはや、冬も枯れないけれど、夏しか収穫できない、あるいみ果樹のようなものだと考えれば、少し温暖な地域では、柿の代わりに植えられるかもしれません。
野生化したピーマンとか、ピーマン林とか、ピーマンの生け垣とか、結構辛いものがあります。しかし、10度を切らないような場所もありますので、 数年栽培できるのではないでしょうか。やってみたいですね。
肥料、促成栽培でやるように、子供が嫌いな臭い、苦い、エグいが全くない、甘いおいしいピーマンがとれるかもしれません。
草と花と自然の力を取り入れて元気になりましょう。
少し変わった園芸情報を発信しています。一般的な栽培方法と異なるものもあります。
標準的な栽培方法は農協のお店などでお聞き下さい。