ミズナ(水菜)の種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単?-育て方
水菜の種の外観
粒マスタードに入っているようなあの菜種です。
他の菜種と区別が付きません。これがなんの種かと言われたら、絶対に分かりません。
種の大きさ、重さ
小さいです。
また、小さいですが袋にいくらでも入っていますので、一度買ったら、何年も減りません。
重さは軽くてどこかへ転がっていってしまいます。

種の構造

種まきの発芽の難しさ
発芽適温:20~25度、発芽日数:3~5日
種まき時期:月頃(平野部)
水菜の種まき方法
一部地域では、コマツナのことをミズナと読んだりしますが、京ミズナのことをミズナとしています。
種まきから発芽は適温であれば、あっという間で、何の問題もありません。
ただ、ミズナは他の菜種と比べると低温を好みます。
発芽はしても、高温だとすぐに溶けてしまいます。そのため、十分に寒くなってから、寒さを感じ始めた頃から種を播くといいかと思います。
高菜などと同じ感覚で、まだ暑い時期に種をまくと、すぐに消えてしまいますので、気をつけてください。
ミズナはほんとうに冬のものです。真冬においしく食べれるように成長します。
種まきは、適当に土のうえに線を指で書いて、そこにまいていって、塞ぐという、何も考えない種まきの方法です。
これらの小さい菜種類はほんとうに面倒なので、テープ状になった帯に種が等間隔で入っているものが売られています。
これをピッとひっぱって、まっすぐに地面に貼ればそのまま、最適な状態で種まきができます。こういうのはプロのための道具ですが、量があればやって見る価値はありそうです。
気にすることとしては、寒くなるのを待つあまり、遅くなりすぎて、収穫時期を逃してしまうということです。
秋冬の野菜は種まきが1日遅くなると、1週間収穫が遅れるなんて言われますが、ほんとうにその通りです。
ベストな日は平日でも3日は待ってくれません。。。
しかし、大袋で買ってしまい、100ccくらいの種があります。冷蔵庫に入れておいたら、何年ももっています。一年に50粒も使わないので、100年以上の量です。
どうにかならないのでしょうか???という気もします。
ミズナは、実に大きくなる植物です。
巨大な株です。売られているのは小株です。直径が20cmくらいになってもう大変です。
また、家庭菜園では株どりする必要もなく、茎を切ればいいので、花が咲くまで、エンドレス収穫が可能です。
しかし、春までは短く、夏はあつすぎるので、現実的には貴重な野菜です。
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