ガーデニングに適したプランターとは?
ハーブや野菜や花でも多くの人はプランターで育てることになると思います。
人口のほとんどが都市部に集中していますのでマンションのベランダでガーデニングをすることになります。
一戸建ての家に住んでいても庭を砂利やコンクリートで覆って駐車場にしたり雑草が生えないようにしているところも多いです。
仕事を引退して田舎で暮らしている以外は地面の畑ではなくプランターを利用してガーデニングを楽しむことになります。
プランターは小さい畑?
狭いだけでプランターの中は小さい畑が広がっていると思うとちょっと違うと思います。
実際には全く違う環境が広がっていると考えてください。
プランターや植木鉢で植物を育てることは水耕栽培に近いと思ってください。
屋上に枠を作って10m2くらいのところに土を何トンも入れて作ると地面に近いものになってきます。
でも、植木鉢やプランターは盆栽のように小さく限られた環境で植物を育てるものです。
家庭菜園や花をプランターでやる場合は観賞用としての価値が重要になってきます。
生産した野菜や花で得をしようというよりは見て楽しむというスタイルになります。
プランター栽培はおしゃれに選ぶ
ヨーロッパのガーデニンググッズで揃えるというのもいいです。
スコップやジョーロ、手袋、バケツなどを欧風なお店で買って揃えてもいいと思います。
でも、日本の量産品の方があっとうてきにコスパがよくて上部で長持ちして使いやすいようになっています。
100円ショップでもいいものが買えます。ホームセンターでは使いやすさを考えたものが売られています。
ベランダで植木鉢やプランターで行うのですから見た目で選んでいいと思います。
ただ、木製の取っ手がついたものなどは屋外ではあっという間に風化してボロボロになってしまいます。
プラスチックも色あせてくるので何年かしたら使えなくなると思った方がいいです。道具箱にしまえば長持ちさせられます。
プランターは四角じゃなくて丸いものを選ぶこと!
伝統のある植木鉢で四角い、長方形のものなんてありません。これは根が円状に広がっていくからです。
もっとも理想的に根を張り巡らせる形が丸い円柱形の植木鉢なのです。
また、陶器製のものは水分を保持して温度変化も減らせるので暑さや乾燥に強くなります。
こういうことを書くとなぜプランターなんか使ってたんだ?ということになります。
それは日本のベランダが四角いからです。角が余るなら隙間なく設置できる四角いプランターがいいということです。
そうなんです。
同じ面積の場所があれば丸形でも四角型でも使う場所の面積は同じなのです。
ただ、見た目で考えるとやっぱり丸い植木鉢のようなプランターがいいと思います。
盆栽じゃないんだからできる限り大きな植木鉢を選ぶこと
ガーデニング用の植木鉢は軽いプラスチック製になっています。
5個くらい頼めば送料も割安になりますし通販がいいです。
ホームセンターに車で行ってもいいですし、自転車に乗る大きさのものを選ぶのもいいと思います。
必ず土づくりができるようになる
ベランダで植木鉢でガーデニングをするとなると、土が必要になります。
培養土が売られていますのでそれをたくさん買えば済むと思います。これはホームセンターで買ったほうがいいです。
通販で買うと送料が個数分だけかかってしまいますので、ホームセンターに来るまで行くかホームセンターの配送サービスを利用するとだいたい低額で配送してくれます。
最初はいいのですが、
2年目以降は古い土をどうするのかという問題にぶつかります。
捨てるとなると本来なら業者を呼んでお金がかかりますし、燃えるゴミに出すのも抵抗があるので近所の公園に捨てるのもいけないことです。
ほとんどすべての人が土を再利用して土作りすることが前提となります。
これは結構たいへんなことです。
土作りなんか知らないじゃ済まない!
1年目は「○○○の土」という培養土を買えば何も考えずに済みますが、2年目からは確実に土のリサイクルが必要となります。
そうです。
2年目までには土作りを覚えて植物にあった土を作らなければいけないのです!
ベランダガーデニングは難しいものです。
地面で育てる方がはるかに簡単です。畑で育ててる人のほうが凄いなんて思ったら大間違いです。畑なんて雑草に気をつけていれば放っておいても育ちます。
ベランダガーデニングが水耕栽培と同じくらい難しいといわれる所以です。
植木鉢やプランターでしっかりガーデニングできるようになったらそれはもう凄いことです。
地面で育てられる人もプランターで技術を身に付けたいくらいです。
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