タマネギ(玉葱)の種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単?-育て方
種の外観
種の大きさ、重さ
3mmくらいの大きさで、扁平に乾燥してシワが寄り、潰れた状態になっています。
乾燥しているため、いっそう、軽くて、降ったらカラカラと音がしそうなくらいです。
種の構造
種まきの発芽の難しさ
発芽適温:15~25度、発芽日数:5~7日程度
玉ねぎの種まき方法
苗を育てるための苗床に直接播きます。よく肥えた土を耕して、筋(スジ)を付けて、筋蒔きをします。バラマキはしないほうがいいと思います。
何もないときは、土に指で線をひき、その中に指でつまんだ玉ねぎの種を落としていきます。なるべく、2粒が1箇所にならないように気をつけながら播いていきます。慣れてくると意外と簡単です。
スジに播き終えたら、指で線(溝)を埋め戻していきます。かんたんな種まきの1つです。
あとは水をやり、発芽を待つだけです。玉ねぎに関しては、ネギと違い、苗をある程度の大きさに成長させなければならないので、苗作りがかなり大事な作業になります。そのため、苗を作る土は栄養分、肥料を与えた土で行います。通常の種まきはあまり肥料を入れませんが、玉ねぎは違います。
セルトレイに播くことはまず無いと思いますが、実は、中型のセルトレイに1本づつ苗を作り、それを機械で植えていくという方法があります。もちろん、セルトレイの土の栄養だけでは育つはずもないので、液肥を与え続けて大きくします。
家の室内でセルトレイに10個くらい玉ねぎの種を播いて、苗を作って、それを植え替えるという使い方はあまり意味がありません。
成長が時期に追いつかずに、玉ねぎを収穫するシーズンに間に合わなくなってしまいます。 玉ねぎの苗は微妙で、小さいと小さい玉ねぎになってしまい、苗が大きすぎると分球してしまうという問題がでるようです。
発芽直後の玉ねぎの新芽です。
メガネの輪のようにも見えます。こういうのが数千本も出ていたら不思議です。
双葉というのはなく、単子葉植物というのでしょうか、これが子葉なのか、本葉なのか分かりませんが、最初はこんなかんじで伸びてきます。
これが伸びるとくっきりと折り目が残ったままの状態で数日過ごします。
ある程度経つと、一応まっすぐになります。
中央部に若干凹みがあり、これが折り目だったところです。
種の殻をかぶったままです。上手く土の中においてくることができなかったようです。
特にほおっておいてもこのまま成長して、殻は落ちてしまいますので問題ありません。
しかし、こんな玉ねぎの芽をマジかでじっくり見る機会はないと思います。
じつに不思議な植物です。
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