ゴーヤーをベランダで育てる!プランターや支柱はどうする?
ゴーヤーの情報
植物名 | ゴーヤー、ツルレイシ |
分類 | ウリ目ウリ科ツルレイシ属 |
学名 | Momordica charantia var. pavel |
直射日光の必要量 | ★★★☆☆ |
耐寒性 | 10月ごろになると枯れてしまいます。(本州平野部) |
ベランダおすすめ度 | ★★★★☆ |
コメント |
ゴーヤーは日照が強いほど良く育ちます。しかし、あまり光があたらなくても実付きは悪くなりますが、枯れることはありません。 つる性なので光を求めて自在に伸びるので適応力は高いです。 ゴーヤーカーテンが流行ったことによりベランダで栽培する人が増えました。ブームは一度下火になったのですが、コロナとエネルギーの節約の流れにより再び注目を集めました。 |
栽培スケジュール
種まき | 苗を準備する時期に応じて |
苗の植え付け | 5月頃(本州平野部) |
開花時期 | 7月頃〜(本州平野部) |
収穫時期 | 8月頃〜(本州平野部) |
冬越し | 10月頃には枯れてしまいます。(本州平野部) |
*栽培適期は気候によって大きく変わります。同じ地域でも山の上と低地では気候が異なります。また、気候は毎年変動しています。
プランター選び
ゴーヤーはつるが3〜5mくらい伸びます。
つるが伸びた分、根も伸びるので十分に大きいプランターを用意します。深さのあるプランターがおすすめです。
土づくり
一般的な培養土か以前使用したプランターの土を使います。
肥料の与え方
元肥は培養土の場合は入っているもので十分です。
以前使用した土を使う場合は発酵済みの牛糞を1〜2割程度混ぜ込むと、土がふかふかになって元肥にもなってくれるので便利です。
発酵鶏糞を使う場合は根焼けの心配があるので牛糞の使用量の10分の1くらいに抑えた方がいいでしょう。
追肥は成長が激しくなってきたら与えます。液肥を頻繁に与えるか、発酵油粕のペレットやIB化成などの肥料を数回与えるのが根焼けの心配がないと思います。
種まき
温暖な地域では種から発芽するのが見られます。
タネの殻を少しだけ爪切りで壊して種まきすると発芽率がいいといわれています。
やらなくても発芽します。
発芽するまでに干からびない程度に湿った状態をキープしてください。
蓋付きの発芽機やビニール袋をかぶせて室内の日向で温度を上げると寒い時期でも発芽させられます。
苗を植える
一般的にゴーヤーは苗を買って植えるのが簡単でおすすめです。
種から育てると寒くなって枯れてしまうまでの時間が早いので、収穫できる期間が短くなってしまいます。
ハウスで育てられた苗は自分で苗を作るよりずっと早く販売されています。
摘芯(てきしん)
葉が増えて5枚から10枚程度のときに一度先端の新芽をカットすることで、側枝が伸びてつるが広がっていきます。
支柱やネットに這わせる
ホームセンターなどでネットを買ってきて誘引します。勝手に絡みついてくれます。
花が咲く
黄色い花がさきます。
雌花は根元が膨らんで小さいゴーヤーの形をしています。
実がなる
受粉した雌花に実がついて大きくなっていきます。
収穫する目安
大きくなるスピードが止まったところが収穫適期です。取り遅れると黄色くなってポロポロになってしまいます。
病気や害虫
アブラムシ類, ハダニ類, コナジラミ類、オオタバコガ、うどんこ病、つる枯病, べと病、炭疽病、斑点病などがありますが、ベランダではあまり気になることはないでしょう。
収穫前に肥料をあげすぎるとせっかくの実に幼虫が入りこんでしまうことがありますのでご注意ください。
みんなのベランダゴーヤー
種から芽が出て育てられた!
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ペンネーム | 「ひいらぎ」さん |
ご年代 | 30代 |
ご性別 | 女性 |
育てている期間 | 2週間 |
感想や気をつけたいこと | ゴーヤの種を植えただけで芽がでてきたので、本当に簡単でビックリしています。卵のからなどを肥料にし水をやりすぎないようにほぼ放ったらかしだったから良かったのかもしれません。 |
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