バラの日照時間とは?
バラを自宅で育てるには1番大事な条件として日当たり、日照時間という条件があります。
これがバラにとって足りないと枯れることはないにしても花が咲かないなんてことになります。
バラの葉だけ見ていても何も面白くないはずです。
では一体何時間の日照時間があればよいのでしょう?
南向きのベランダや庭じゃないとダメなのでしょうか?
北向きの庭で育てることはできるのでしょうか?
などといったことを考えていきたいと思います。
おおよそ、バラの品種の特性によって以下のような日照時間を目安としてもいいかもしれません。
- 半日陰でも可:直射日光が3時間以上
- 日向を好む:直射日光が6,7時間以上
といった時間が検討できそうな時間です。
直射日光が当たる時間を日照時間とカウントすること
これは忘れがちですが、直接太陽光が当たっている場所と間接的に太陽光が当たっている場所では明るさにもの凄い差があります。
これを勘違いして間接的に太陽光があたっている時間をカウントしてこのバラならいけるだろうと判断して失敗することがよくあります。
でも、バラは日光が大事といいますが他にもっともっと日光が必要な植物はたくさんあります。
それほど厳しすぎる条件ではないといえます。
むしろ当たりすぎるとあまりよくない弊害が出てくることもあります。
間接的な太陽光でも合算する
直射日光は必要ですが、直射日光が当たらない時間に間接的な太陽光が当たっていることは大事です。
間接的な太陽光とは曇りの日の明るさと同じということです。
曇りでも植物は育ちます。
それだけ重要ということです。
また、窓ガラスがあると、太陽光を反射して光量をアップできるはずです。
こういうのも集めていきましょう。
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気になった商品はカートに入れてキープすると後で探しやすくなります。
バラも日焼けする?
全てのバラが日向がいいかというとそうでもありません。
耐暑性が強くないと暑いときに害がでる品種があります。
日向を好むバラといわれているのは、日向でも日本の夏に枯れない、高温障害が出にくいというものでしょう。
基本的には暑すぎるのです。
ですからトラブルがでてしまうものもあります。
日向でも可能な品種といえるかもしれません。
どちらかというと、半日陰から日向に近い環境がいいと思います。日本の住宅事情には合っていると思います。
人間は日焼けしたくないと思います。
でも庭仕事をしているとどうしても焼けてしまって困ります。
紫外線は人にとって害であると分かっています。
植物にも害があるので守る仕組みができています。
人が日焼けをしない方法は帽子や洋服や手袋を付けることですが、庭で長時間作業する時は日焼け止めを塗りましょう。
「【サラサラで塗りやすいタイプもあり】口コミが人気のUVケア・日焼け止めおすすめランキングは?」にサラサラして塗りやすい日焼け止めも紹介していますので参考にしてください。
バラは北側でも育つか?
これは北側というのは太陽に向かって北側ということになります。
マンションのベランダでは完全に直射日光が当たることはありません。
最上階で屋上までの高さが低ければ多少当たるかもしれません。
基本的にマンションで北側のベランダではバラを育てるのは難しいということになります。
でも、日陰でも可能な品種というのもありますので花は少ないですが楽しめるかもしれません。ただし、そういった品種はとても少ないです。
北側の庭の場合はどうかというと?
北側に建物が寄せられて建築されていることがほとんどですので北側の庭は狭いと思うのですが、ある程度の距離を取れて太陽の直射日光が当たる時間があれば可能だと思います。
北側斜線規制というのがあって建物の北側が低くなっているところもあると思います。
北側の庭だって、その後ろの家の人にとっては南側の庭なんです。
絶望することはありません。いい場所に変わりはありません。
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