ピーマンの種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単?-育て方
種の外観
種の大きさ、重さ
3mm~4mm程度の極薄い、軽い種です。
種の構造
この硬いからの中身が種の実体なのですが、あまり、白くありません。
左上が種の中身ですが、殻とほとんど変わらない色をしています。
種まきの発芽の難しさ
発芽適温:25~35度、発芽日数:1~2週間
ピーマンの種まき方法
綺麗な土に種を播きます。種が平たくて小さいので、ほとんど土を被せるという感じではありません。
特に気を使う必要がなく、土に混ぜてあれがいいというくらいです。深くなる、かぶせる土が多いと温度が上がらず、発芽しづらくなります。
とにかく、難しいというのは、発芽器で温度を高温にしていなければ、自然の熱を利用しても、室内、家庭ではまず難しいでしょう。
また、品種によっても温度、発芽のしやすさが違うようです。種の痛みも早く、古い種では発芽しづらくなり、何が原因で発芽しないのかわからなくなりますし、失敗すると、時期に間に合わなくなりますので、無難なものを使うことをおすすめします。
もし、ちゃんと育てたい場合は、苗の育成スペースも確保する必要があります。 ただ、ガラスBOXのような中にいれておくだけで、上部を開放しているようなもので育苗していると、植え付け時期になっても、3cm程度の大きさにしかなりませんでした。売られている苗は30cmを超えています。
やはり、完全なる温室で育てるものです。
ピーマンの温室はサウナのようだといいます。物凄い高温になって、湿度も高いので大変な作業のようです。
室内で種を播いて成功した時は、オイルヒーター強を利用しました。しかし、ヒーターの上にものを載せるのは危険なのでだめだということです。
太陽光を利用して窓辺で育てようと思っても、発芽しませんでした。
また、かっこいい品種があって、パプリカ、唐辛子の仲間などもあって、種が高値で売られているのですが、これらもピーマン同様に本当に発芽しずらいです。
育苗器を買うかどうかの瀬戸際です。しかし、ピーマンというだけにあまりやる気が起きません。パプリカならば力を入れたいのですが、殆どの地域でパプリカを屋外で育てても、少し収穫出来るだけで、ほとんど作れません。
それは、成長するための高温になるには、梅雨明けくらいが必要で、梅雨明けした高温、乾燥の時期の乾燥と暑さにはパプリカは耐えられず、ちゃんとした実が作れないそうです。
さらには、ピーマンは開花後、何日かで収穫できる未熟果ですが、パプリカ、唐辛子は、完熟なので、緑の実がついてから1ヶ月くらいそのままにする必要があります。パプリカなどは大型なので、どんどんとならすことはできません。数がいくつかついたら、もう大きくさせることができません。そのために、数が収穫できません。そういう、ハウスで収穫数も限られて時間もかかるという制限があるため、パプリカは本当に高価なんだと思います。輸入されたらだいぶ変わると思いますが、現状では高級です。
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