ホームセンターや園芸店に売っている1,000円以下のバラの新苗ってどう?
バラのワゴンセールっていうのがあるかどうかは分かりませんが、1,000円均一(税抜)や780円均一でバラの新苗が売られていることがあります。
ネットでもやっているところはやっていますが、ごくわずかです。
せっかく安く苗を買っても送料が高いですからあまりコスパがよくありません。
ところでこの1,000円均一のバラのワゴンセールの新苗ってどういうものがあるのでしょう?
試しに売れ残りのバラの新苗があったので見た目重視で選んできました。
- ピンクカクテル(ピンクコクテール)、ニューコクテール
- カクテル(コクテール)
- アリンカ
- イエロー クイーン エリザベス
- ブルー バユー
- ティネケ
- ザンブラ ’93
- スブニール ドゥ ドクター ジャメイン
こういうのを選んで見て買ってあとで調べて、後悔して、、、
もしくは、驚くほど感動したりすることがあるはずです。
まずは買わないといけません。
だいたいの人が同じ道を通ると思いますが、バラの大苗を買っていき10株くらい買ったところで5万円くらい使ってしまってもうお金が勿体ないと感じているところにバラの新苗を見つけるのでとても安く買えるのとバラって簡単に育つじゃんと気がついたことがあいまってつい買ってしまう人がいるようです。
これまでは1鉢づつ慎重に選んでいたのを10苗をまとめて一気に買ってしまうという買い方をしてしまう人もいます。
たとえば、場所が空いていてこのままじゃ高い高級なバラの大苗を買っていたら破産してしまうから、早く安い苗で埋めてしまいたいという不安感から買う人も多いことでしょう。
ほんとうはイングリッシュローズなんかを買いたいのです。
なといっても香りがいいのがイングリッシュローズです。
ワゴンセールの1,000円均一のバラの新苗はどうなのでしょう?
上記の買った苗の中で香りがほどよく香るのは1種類でスブニール ドゥ ドクター ジャメインという品種のバラです。かなり古いバラで1800年代に作出されたものです。
これ以外はほぼ無臭、というか、微香です。
Austinのイングリッシュローズもオールドローズの香りを取り入れたものとあるので古いバラにはいい香りがあるのかもしれません。
ただ、ちょっと育てるのに癖がありそうです。
楽天市場からのおすすめ商品
気になった商品はカートに入れてキープすると後で探しやすくなります。
おすすめの品種しかないはず
基本的には権利関係がすっきりしていて誰もが増殖して販売していいという品種に限られるのだと思います。
そして量産されるようなもので金魚すくいの金魚のようなものかもしれませんが、ちょっと違うかもしれません。
ただ、格安で販売してお店に人を呼び込むいいアイテムだと言えます。
1,000円均一のバラ苗にある品種は育種権の権利が切れていたりしいるものなら古いものだと思われがちですが、結構新しくてザンブラ ’93のように2000年が近づいた頃に作出されたバラも格安で販売されています。
これは全部接ぎ木です。
国産ノイバラ台木です。
継ぎ木の台木だけでも1本500円でネットで売られていました。
そんなことを考えると仕入れ値が1,000円よりも安いとしたら、バラ本体の価格はほぼ0円じゃないと到底提供できないでしょう。
もちろん、品種登録されている高い権利のあるバラも新苗が国産で作られたものがあります。
これは2,000円から3,000円となっています。
ほぼ、1,000円分が権利に払うお金と考えていいのかもしれません。
バラなんて長い付き合いの木になるんですから1,000円ケチって嫌なものを買うのは馬鹿げています。
でも、10株買うと考えると1万円か2万円という違いになってなんとなく安い方を見てしまいます。
そりゃ、Austinを10鉢お迎えしたいと思うのが心情ですが、そんなことを軽くいえる人はあまりいないでしょう。
ですから、お店や生産者の方も1,000円以下の苗でもほんとにいい品種しか生産しないようにしてるはずです。
これをきっかけにバラに目覚めてくれれば色々いいことがあるので、いい品種しか売りたくないはずです。
つまり、この数十年から百年ちょい前の間でもっともいいバラをピックアップして1,000円均一のバラ苗としてワゴンセールをしているはずです。
育種の権利がどうこうというのはごく最近の品種です。
だから、ほとんどのバラは無料で増殖できるはずです。
1,000円苗が作れるはずです。
そんな販売側のプロが選んだ1,000円苗の品種はきっとおすすめの品種であるに違いないといえるでしょう。
ただ、香りに関しては日本の育種メーカーや生産者が力を入れて来だしたので新苗としても流通可能なものでもあるので最近の品種がいいと思います。
ですから、本当は2,000円から3,000円の新苗がおすすめといえます。
でも、Austinは新苗がありません。
なんで、、そんな。
と思いますが、新苗ってまだ楽しめる状態じゃないといえるので、本来の売り物とは違うという感覚なのでしょう。
でも、バラの品種がたくさんあるといっても結局、気にいるのはいくつかで、そんなに数はありません。
あとは適当に場所を埋めるために植えるという感じになるかもしれません。
香りや耐病性に関しては最近の品種には叶いませんが、Austinのようなコロコロのカップ咲きを求めているわけでもなければ、切り花品種も含めて考慮できるものがあると思います。
日本の住宅の庭なんて擁壁のコンクリートと水抜き穴のパイプがむき出しになった風化して薄汚れたコンクリートに囲まれたような空間の庭が多いんですから、バラが10株も並んでいたらそれだけでバラ色の世界に変わります。
これは大きいものです。
並みのバラでも風化したコンクリートとどぶ管だけの草一本生えていない風景に比べたら本気で雰囲気がガラリと変わります。
緑化、花化することで街の景色がかえられるはずです。
本当にさもしい気持ちにならずに生きていくには街に花などの植物がある方がいいと思います。
たまに庭に1本も植物がない家があります。
これはどういうことなのか?
家主に何か事情があって草が1本でも生えているとどうにかなってしまいそうという場合にはあると思います。
普通は草1本くらいは生えています。
本当に草1本生えていない家があったらそこの近くに住むのは避けたほうがいいのかもしれません。
人間は草木があって生きていられるのです。
草木や花が育っているのを見ると自分も生きていけるんだと本能的に実感できるのだと思います。
だから、一般的には緑化したほうが景観がよくなります。
一般的には草1本生えていない庭があるような家よりも、綺麗に手入れされた庭のあるお家の近くに住むことで幸せが得られるでしょう。
これはちょっとしたノウハウです。
大事な人生最大の買い物である家を買う時に参考にできることはなんでも見ましょう。
でも、後から来た人がそういう家であったら元も後もありません。
まあ、仕方ないということでしょう。そのうちお金をためて、キャッシュで買い取ってしまいましょう。
そのためにも、バラは1,000円均一の苗で節約するのもいい手だと思います。というのは冗談ですが、キリがないのです。
バラのコレクターは。
コレクターですよね。
もはや。
自分の家の庭を見るよりも他人の庭を見ている方が楽しいものです。
圧倒的に長い時間を他人の庭を外から見る時間に使っているはずです。
せまい日本の庭でくつろげるわけがないわけです。
だから、家の外から見たときに綺麗に見えるとか、家の中から庭がちょっと見えた時に和むようなものがいいのだと思います。
香りをかいで癒やされているなんてだいぶ恵まれた庭環境の人にしかできません。
住環境なんて周りにたくさんの他人が住んでいるわけす。
壁がなければものすごい近くにいます。
こんな状態で外である庭でくつろげるはずがないのです。
ですから、1,000円均一の香りの無いバラでいいと思います。
ベランダにはオースチンの香りのいいバラを置くのがおすすめです。
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