David Austin(デービッドオースチン)のバラの世界観を見ると洋風住宅が人気な理由が分かる
一戸建てへの憧れ
それは西洋へ対する日本に住む人の憧れの現れなのかもしれません。
西洋風の瓦屋根にレンガ調のサイディングにクリーム色の壁に鉄格子のようなオブジェを付けているお家がたくさんあります。
そして売れるから建てていきます。
これって何?
といえば、イングリッシュガーデンへの憧れです。
ERといえば、イングリッシュ・ローズのことを表しますが、イングリッシュガーデンにぴったりのバラを育種して200品種くらいを厳選して生み出しました。
これから登場する品種が過去の名作を越えられるかはわかりません。
しかし、今まで作出された品種は後世に残したい大事な資源です。
そういえるくらい素晴らしいものがあります。
さて、日本の栽培技術はまさしく世界トップレベルです。
苗を作らせても海外のブランドで知名度があるDavid Austin(デービッドオースチン)よりもずっと立派な苗を安く販売することができます。
苗だけ見たらこれは間違いなく日本で開発して日本で苗作りをしたバラの品種の苗の方がいいものになります。
利益も良いのか園芸店でも日本の品種を強くPRしています。
でも、なにか違う、、
というものがあります。
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バラは西洋の発展した近代文化への憧れ
根本的にバラに求めるものが洋風文化への憧れだからでしょう。
これは牡丹や芍薬のような花をしたバラを開発して日本風な名前をつけると売れるのですが、それも素晴らしいと思いますが、やはり洋風なバラがあってこその和風なバラです。
世界的に見れば海外からは人気がでると思います。
日本でも人気でしょう。
でも、日本で作られた品種で安くて丈夫なバラに求めることは?
と聞かれたら、David Austin(デービッドオースチン)のバラのようなバラを作って欲しいと言ってしまいそうです。
もうそれが何かを象徴しているようです。
家に合うからバラを植えるわけです。
憧れるから買うわけです。
それは裕福な西洋の邸宅の庭へ対する憧れであり、高級感への憧れでもあります。
安くて良いものといったら、もうそれは日本の特徴で和風なバラになってしまいます。
なんだか、悲しいですが、コンセプトが違うということです。
なんだか、外国の販売員が売ってるほうが西洋のバラはよく売れる気がします。
京野菜も外国の方が売っていたら思わず買いたくなります。
ハーブにおいては全く以てして、外国の方が売っている方がとてもしっくりきます。
日本ならシソと生姜とみょうがとネギを薬味にして蕎麦でも食べてるのがいいものです。
こんなわけで、バラは花の頂点にある植物ですが、
日本ではないところがいいわけです。
海外旅行に行くのに日本にあるドイツ村やオランダ村に行くのとは違います。
それと同じことで、やっぱりDavid Austin(デービッドオースチン)がいいという人が多いのです。
それを超えるのは無理ですし、David Austin(デービッドオースチン)のようなバラが日本の市場から無くなったらもう、バラに対するあこがれも無くなってしまいます。
日本で花を開発するとすぐに遺伝子組み換えをして最強の花が咲く植物が作られてしまいます。
強健、いつでもバラのような花が咲く、トゲはないし、小さく場所も取らない、、、、
こういう草にはやっぱり興味はわきません。
緑化作物としてはいいと思いますが、趣味で育てたいかというと全く今日がありません。
通路や商業施設などにぴったりです。
だから、日本で無理してバラの開発をするのではなく、海外から発掘して紹介して売ったほうが高くてもみんなが競って買いに来るはずです。
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