木曽紅カブ(きそべにかぶ)の育て方

 

木曽紅カブ(きそべにかぶ)の育て方-種まき方法、時期、肥料、追肥、収穫日数-間引き菜

伝統品種で、昔から作られていました。漬物にすることが多いようです。根の部分だけが薄い赤にそまるカブです。

中味はほとんど白いままです。茎も緑色をしています。葉の形はダイコンのように切れ込みが入っているというカブです。

漬物向きの硬めのカブです。

紅=赤という感じではなく、茎が緑のままであるように色素は薄いようで紫色です。中味は白く硬く身がしまっているかんじです。少し洋風なカブという感じに見えます。

木曽紅カブ(きそべにかぶ)の育て方

種まきの時期 肥料(1m²あたり) 栽培方法
北海道:月下旬-月上旬
冷涼地:月中旬-月中旬
中間地:8月下旬-10月上旬
暖地:8月下旬-10月中旬
元肥(例)

・苦土石灰: 0g (酸性が特に強過ぎなければ問題ない)
・窒素: 10g (N)
・リン酸: 12g (P2O5
・カリウム: 10g (K2O)
・堆肥(牛ふん): 1500g

追肥

・窒素: 5g (N)を2回

種まき方法

種は筋を作って直播きします。害虫が発生する時期には防虫対策をします。カブは害虫の被害に合いやすいですのでしっかりとした対策が必要です。

収穫時期

種まき後、2ヶ月程度で収穫できます。あまり長い間、収穫せずに置いておくと裂果や動物や害虫等の被害に合って、蕪が綺麗な状態でなくなってしまうことも有ります。

 

種まき後、二週間くらい経った状態です。普通のかぶと同じように、双葉から本葉が
物凄い密集してしまいました。
かなり成長しています。
 
不思議な葉です。
上の大きいカブとこの細いカブとの成長の差が激しいいです。

密集していると、競争に勝ったものと負けたものとの差がこれだけでてくるわけです。

いい感じにカブが成長しています。収穫しています。
ガッシリとした重量感があります。
小かぶとは違ってだいぶ大きめです。

葉はなぜか、ダイコン葉ですが、かなり太めです。

根が太くて頑丈そうです。
早いと色が薄いのか、このようなものができていました。

もしかしたら、株元に光があたると、日焼けのように色が濃くなるタイプなのかもしれません。

この紫色を見ていると、時間はかかりましたが、木曽紅かぶを育てていた感動があります。

結構綺麗で赤カブとはまた違った色合いで実に西洋的です。

中味は白カブのものとは少し違う、硬い感じがします。

 

「ガーデニングサプリ」編集部

草と花と自然の力を取り入れて元気になりましょう。

少し変わった園芸情報を発信しています。一般的な栽培方法と異なるものもあります。

標準的な栽培方法は農協のお店などでお聞き下さい。


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