壬生菜(ミブナ)、みぶ菜の葉・茎・根-食べられる?葉を漬物で食べられる!固い茎は?

壬生菜(ミブナ)、みぶ菜の葉、茎、根の特徴-害虫、病気、根腐れ-葉脈、断面、道管、太さ、広がり、写真-食べられる?一葉を漬物で食べられる!固い茎は?

みぶ菜の葉、茎、根の特徴

植物のなまえ(和名) 壬生菜(ミブナ)、みぶ菜
植物のなまえ(英語名) mibuna
学名 Brassica rapa L. var. laciniifolia Kitam. subvar.oblanceolata Kitam.
葉のタイプ
茎の太さ、長さ 茎は細めの葉がすっと出る根元に有り、花が咲く頃に急激に伸びだしてきます。
根の太さ、張り方 根は栽培後半ではかなり張ります。特に株が大きくなったものは根張りも相当なものです。しかし、細かい根がびっしりとしている感じで、容易に抜き取ることが出来る感じのものです。
葉に現れる病気、症状  
根に現れる病気、症状  
説明 京都の伝統野菜のミブナです。

これはミズナという、切れ込みがある有名なサラダとしてもよく使われている野菜の近い仲間です。

ミブナは漬物として使われる事が多いです。また、生で食べると若干緑成分が多すぎて、濃いと感じるくらいです。

大きくなります。大きく時間が経った葉は深緑色でかなりの苦味に近い濃い味を持っていて、あまりそのままで食べるのには向きません。

新芽に近い若葉が食べやすいです。それでも、漬物にして食べやすくしてから食べるように生食などではあまり使われないようです。

ただ、炒めて食べることもできますので、新たな料理への活用が期待できそうです。

みぶ菜の葉、茎、根の特徴

基本的にミブナの葉はあまり重視されません。 細くて、あまり面積がなく、関係ないともいえます。

その最大の特徴であるのは、葉の中心部を走る葉脈です。

これが太くてしっかりしていて食べごたえがあります。ここを食べるのがミブナの食べ方です。

生ではあまり食べないです。なんとなく、苦味がある感じです。

漬物、火を通すことで食べやすくなります。まるでホウレンソウのようですが、たしかに、この緑の濃さは栄養豊富で健康野菜として将来流行るかもしれません。


やはり、この美しさがミブナの特徴ではないでしょうか?
同じ仲間が、水菜とは思えません。
ミズナはもっと薄い緑色で、これほどまでにしっかりとした緑をしていません。
栄養が豊富そうです。


ミブナの葉は眼を見張るような光沢もあります。


若干、虫食いもありますが、全体としては、冬場ということも有りほとんど防虫はしないでも家庭菜園ならば可能です。

  
  

みぶ菜の茎の写真、太さ、断面、道管

ミブナの茎は葉の付け根の主要な部分なのか、花が咲くときに伸びてくる、長い茎なのか、ということもありますが、一応、どちらも茎じゃないかと思います。

葉を支えるために伸びている茎をなんとかというような気がしますが、とりあえずは、ここがメインの可食部ですので、ミブナにとっての茎というのは一番大事な場所です。

葉は少なく、すぐに縮こまってしまうので、漬物では茎を食べています。


葉は細長く、付け根は茎のようになっています。


この茎の部分で細いものが漬物として使われます。
結構いい値段で売られていますので、自分で上手に作れると最高です。

  
  

みぶ菜の根の写真、太さ、広がり、細かさ

意外と、特徴的だと思うのが根です。ミブナの根はとにかく、細かさが特徴です。

太いがっしりとしていて、抜けないような他のアブラナ科の根とは違い、繊細で細かく、栄養吸収が激しい感じがします。

それゆえ、肥料をほとんど与えていない環境下でも、緑が濃くなり、かなり肥料を与えた感じに見えたりもします。

そして、苦い、、おそらく、栄養分を吸いすぎて、濃くなりすぎているのでしょう。できれば、新芽の先端部分が一番おいしいのでそこを重点的に食べるべきかと思います。葉はいくらでも生えてきますので、花が咲く春まで食べ放題です。

その結果、根がこれだけ張っている状態になるわけです。


これを見ると分かるように、とにかくミブナの根は細かいです。


このミブナの葉の細かく密集している感じを見れば、根も細かく密集していることでしょう。

  
  

「ガーデニングサプリ」編集部

草と花と自然の力を取り入れて元気になりましょう。

少し変わった園芸情報を発信しています。一般的な栽培方法と異なるものもあります。

標準的な栽培方法は農協のお店などでお聞き下さい。


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