千両二号(せんりょうにごう)の育て方

千両二号(せんりょうにごう)の育て方

千両二号というナスは昔に発売されましたが、大変優れたナスでベストセラーとなっています。

これは大変やわらかくておいしいナスが大量にたくさん収穫できる、また草勢も強く、育てやすいということが挙げられます。さらに、接ぎ木にすることによって病気に強く、成長もよくなり収穫量増やすことができるようです。

また、ハウスを使えば、夏場の限られた時期だけでなく1年を通して栽培することが可能なようで、関東中心にこの品種は大量に使われています。

家庭菜園でも定番品主として千両二号は広く使われています。また、西のほうに行くとあまりなじみがないのかもしれませんが、珍しいので作られてみるといいかもしれません。

とにかくこのナスの特徴としては小振りですが、たくさん実がなります。またこういったタイプのナスの中では、柔らかい方です。そしてなんといっても見た目が光沢があってつるつるしていて、ナスの先端がとがっていなくて円形になっているところが特徴でしょうか。

この先端が丸いと言うのはナスを見た時の印象がかなり違ってきます。他の様々なナスにおいて、先端が少し尖っていたいします。こういった物と並べ比べてみると、やはり、見栄えの点においてかなり千両二号の形は優れていると思います。

こういった見た目の良さというのも家庭菜園で収穫した時のうれしさにつながるので、重要な価値基準なのだと思います。

千両二号なすの苗

関東地方ではもっとも手軽に買うことができます。
春の夏野菜の苗の販売コーナーにはほぼ確実に売られています。家庭菜園でも、ほとんど、このナスを育てていると思います。これが基本のナスとなり、他に少し珍しい、長なすや、丸ナス、水茄子などを追加していくのではないでしょうか。

千両二号なすの成長

このようにいくつもなる、多収性の品種です。

成長は小型なナスので、早くもなく、遅くもなく無難に成長していきます。大型のナスと比べると葉が小さいですが、接ぎ木の種類によってはびっくりするほど大きく、勢い良く成長していきます。

夏場にはかなり勢いがダウンして、葉がボロボロになってきます。接ぎ木によってある程度これを緩和させることができるようです。どちらかというと、実生苗と接木苗では接ぎ木のほうが長い期間栽培していられることが多いようです。千両二号の場合、普通の園芸コーナーで接木苗まで簡単に手に入りますので、購入してみるといいかもしれません。

千両二号なすの収穫

かなり巨大です。190gあります。

獲り遅れると巨大化してしまいます。通常は小型なうちに収穫します。そのほうが数がとれるようです。
しかし、多少大型化しても味はあまり変わりません。ただし、大きくなくても寒い時期に木でならしたままにしておくと、とても皮が分厚く、種が出来上がってしまった、食べるには不向きなナスになってしまいますので気をつけて下さい。

千両二号なすの味

個人的な好みの問題ですが、オールマイティーな感じがするナスだと思います。

漬物、揚げ物、煮物、焼きナス、どれにしても問題なくそつなくこなす感じのナスだと思います。特徴としては、多少小ぶりですが、柔らかいということが上げられます。長ナスのようには柔らかくありませんが、米ナスなどと比べるとかなり柔らかいと言えます。

また、なんといっても、スーパーなどで簡単に手に入ることも利点の1つだと思います。夏場などはあまりの安さに買ってしまうことが多々あります。

「ガーデニングサプリ」編集部

草と花と自然の力を取り入れて元気になりましょう。

少し変わった園芸情報を発信しています。一般的な栽培方法と異なるものもあります。

標準的な栽培方法は農協のお店などでお聞き下さい。


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