ジャガイモの葉・茎・根一倒れる、剪定-黄色く枯れたら収穫時期

ジャガイモの葉、茎、根の特徴-害虫、病気、根腐れ-葉脈、断面、道管、太さ、広がり、写真-食べられる?一倒れる、剪定-黄色く枯れたら収穫時期

ジャガイモの葉、茎、根の特徴

植物のなまえ(和名) ジャガイモ、馬鈴薯(ばれいしょ)
植物のなまえ(英語名) potato
学名 Solanum tuberosum L.
葉のタイプ

茎の太さ、長さ 直径1cm程度で角ばっていて円形ではない。手で触ると四角形に近く、表面はスジばったを感じがする。
根の太さ、張り方 直径2mm程度の太めの茎から細い根が生えたり、ジャガイモと言われている、地下茎が一部膨らんだものを作ったりします。
葉に現れる病気の症状  
根に現れる病気、症状 ジャガイモの中味が黒く腐ったようになる病気などがあります。
説明 ジャガイモはナス科の植物で、茄子やトマトと同じ仲間です。

見た目には全然違いますが、葉や茎を見ると、確かに似ています。

茄子よりもトマトに似ています。これはかなり似ていて、葉の形もそっくりなトマトがありますし、茎の形も近いです。

また、ジャガイモも花が咲き、実がなるものがあります。

この実は食べられませんが、原種のトマトのようにも見えたりします。でも、食べられませんので、注意してください。

また、食料としての重要性が高く、 元々は西洋の食べ物でしたが、今ではあまりにも浸透していたりするジャガイモです。

肉じゃがといえば、和食の定番のようなおかずですが、考えてみれば、肉もジャガイモも西洋のものでした。

これらももうすっかり定着しているくらいに、身近なジャガイモです。また、フライドポテトといえば、ファーストフードという一大ブームを巻き起こした外食産業でしたが、そこでの主役的な位置づけがフライドポテトでした。

これを作るためにはジャガイモが必要で、もちろん、この生産のために国内で多くの農場が生産していたことと思われます。徐々に最盛期ほどのフライドポテトブームはなくなりましたが、それでもやはり人気の定番メニューです。

牛丼が流行る前は、ハンバーガーが流行っていて、そのお供にはフライドポテト、そして、今でも変わらず人気です。

他にはポテトチップスという最高のヒット商品があります。これはとても凄い発明です。

また、ジャガイモから澱粉を取ることができます。これを食用の原材料に使うことでかなりのジャガイモが消費されています。実はポテトが主食じゃないですが、相当食べられているわけです。

もしも、米が無くなったら?ポテトを食べ続けられますか?

かなり、おかずとしての扱いが多いという感じです。

そういう意味でイモを育てるのは、自分でできる、主食となりうる食物の作り方です。何かがあって、米が配給されなくなっても、イモだけは作れる、、それだけで、自信が違ってきます。

ジャガイモの葉の写真、裏側、葉脈


ジャガイモの葉です。
発芽したばかりの葉は縮れて本来の葉の形をしていません。
これでも正常な状態です。


葉の表面には毛が生えています。


成長してくると、展開して大きくなります。
この状態で葉の本来の形質が見えてきます。


ジャガイモの収穫時期は、枯れたら収穫です。
つまりは、葉が成長しきって最大限、栄養を根に吸収させます。
葉は枯れると黄色くなり枯れていきますが、枯れる原因は暑さなのか?
時期、期間なのか?不明です。

  
  

ジャガイモの茎の写真、太さ、断面、道管


これが茎です。
地上部の茎です。地面の中では地下茎という茎が伸びています。


地上部の茎は緑色に日焼けしています。


地表面には、ジャガイモが見えてきています。
ジャガイモも陽に当たるとやはり、緑に日焼けします。

  
  

ジャガイモの根の写真、太さ、広がり、細かさ


地下茎であるジャガイモです。メークインという品種です。
茎なので、これは根ではないのですが、地上部の茎とジャガイモの継ぎ目から根が伸びています。


男爵というという品種です。この品種が一番多いようです。


これはアンデスレッドという珍しいジャガイモです。
やはり、地上部の茎から細い根が伸びています。
本当の根は意外と少ないことが分かります。
一体、どうやって栄養を吸収しているのでしょうか?
栄養吸収力はあまり高くないのでしょうか?
ただ、地上部の茎や葉はよく育っています。
この葉で光合成した結果がジャガイモとして大きく膨らんでくるようです。
確かに、地上部は60cmくらいの高さで本数も枝分かれもないです。
さらには、種芋の球根のような栄養源から成長しますので、実はあまり栄養を必要としていないのかもしれません。
でも、あまりに、乾燥、栄養のない土地だと地上部があまり成長せず、収穫も減ります。

「ガーデニングサプリ」編集部

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