キュウリの葉、茎、根の特徴-害虫、病気、根腐れ-葉脈、断面、道管、太さ、広がり、写真-食べられる?
キュウリの葉、茎、根の特徴
植物のなまえ(和名) | キュウリ |
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植物のなまえ(英語名) | cucumber |
学名 | Cucumis sativus L. |
葉のタイプ | |
茎の太さ、長さ | 茎は直径1cmから2cm、根元では3cm程度になることはほとんどありません。
茎の長さは2m~3mくらいには伸びていきます。南瓜などの接ぎ木苗を使うと、よりいっそう、成長がよくなり、長く、太く茎が伸びていきます。 |
根の太さ、張り方 | 根はとにかく長く伸びていきます。 長く伸びるということでは、キュウリは一番伸びるのではないでしょう?ほぼ、ツルが伸びているのと同じくらい、根の中心となるものが伸びています。水耕などでは5m程度伸びたりすることもあるそうです。 |
葉に現れる病気、症状 | モザイク病:モザイク状に葉が黄色くなる うどんこ病:白い粉をかけたように葉全体が白くなる。 |
根に現れる病気、症状 | |
説明 | ウリ科キュウリ属の植物です。
キュウリ属というのがあるだけあって、代表的な植物です。この中にはメロンやマクワウリも含まれるそうです。 つまり、ほとんどキュウリぽいものはキュウリであるといっていいようです。マクワウリもキュウリだったのかと、少し驚きです。 古くから日本に入っていますが、元はインド、ヒマラヤ原産といいます。 これは暑いのか、寒いのかよくわからない地域な感じがしますが、暑い、寒い、ある程度の範囲があり、むしろ、暑すぎるのには耐えられないというキュウリの特徴を表しているかもしれません。 また、マクワウリのように強烈に暑いのを好むものもあるのがインドという場所ならば可能なように感じます。 日本ではキュウリは独自の、独特の改良が進んで、和食に合うように、本当に独自路線を進んでいます。 真っ直ぐなテカテカキュウリ、硬くて、保存が効く、中はジューシーというものです。 こういうのは、世界のキュウリとはだいぶ違います。 どちらかというと、シロウリなどが世界のキュウリに近い気がします。 近年は珍しい食材を育てようという生産地が増えてきて、様々な品種を試したりもしているようです。 需要は漬物が多かったり、食品製造業への卸需要が多く、やはり、規格品を大量に安く作ることが求められたりしているようです。それでも、海外で作ってしまおうという流れもあるようです。 キュウリは、非常に手間がかかり気を使います。 なんでこんなに面倒な植物があるんだ?というくらいに大変です。 気温の低下で一日で枯れてしまいます。暖房をつけたビニールハウスで育てます。 もう、家です。 こういうものを育てているので、店頭では、1本あたり、100円弱という時期もあります。 恐ろしいです。きゅうり1本で何を作ったら100円分の価値になるのか? キャビアでも添えないと釣り合わなさそうです。 それにしても、簡単に美味しく、たくさん収穫できる家庭菜園の楽しみとしての広がりもかなりのものがあります。 手軽さでいえば、キュウリは大変手軽です。季節さえあえば、もっとも簡単であり、はやく収穫できます。人気の野菜です。 |
キュウリの葉の写真、裏側、葉脈
キュウリの葉です。
ところどころまだらに色が違っています。
裏面です。
まだらに裏側も色が抜けています。
つまり、枯れ始めています。
葉の付け根です。
葉脈が綺麗にでています。
色々な状態の葉です。
これは若いキュウリの葉です。
これは虫食いのキュウリの葉です。
だいぶ、食べられた葉です。
食べたのはウリハムシです。
これは綺麗な状態の葉です。
これは、キュウリの葉の裏に何か白い小さいものが無数に付いている様子です。
なんと、虫です。
これは害虫で、もう、このキュウリは終わりでした。
部分的に溶けるように抜ける葉です。
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キュウリの茎の写真、太さ、断面、道管
葉付近の茎の様子です。
断面はゼリーのように透明です。
フキのようにも見えます。
キュウリといえば、ジューシー。
水分が豊富なのが特徴ですが、茎の中にはかなり太い道管がびっしりと詰まっています。
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