赤カブの育て方-種まき方法、時期、肥料、追肥、収穫日数-間引き菜
一般的な赤かぶという名称で売られていた種を播いて育てたカブです。茎も赤くなることが特徴で中味は赤くはありません。
皮まで赤く、見栄えが良いことが一番の特徴で、白いかぶと一緒に添えるといっそう綺麗な料理になりそうです。
育て方は簡単で混み合っているところを抜いていくことを忘れなければ確実に大きくなっていきます。
おそらく、かなり広く栽培されてきた、強いものを選抜していった品種なのだとおもいます。非常に育てやすい赤かぶでした。固定種なのですが、これだけよく育つのも珍しいくらいに成長も早い方です
赤かぶの育て方
種まきの時期 | 肥料(1m²あたり) | 栽培方法 |
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北海道:4月下旬-10月上旬 冷涼地:4月中旬-10月中旬 中間地:3月下旬-11月上旬 暖地:3月下旬-11月中旬 |
元肥(例)
・苦土石灰: 0g (酸性が特に強過ぎなければ問題ない) 追肥 ・窒素: 5g (N)を2回 |
種まき方法
種は筋を作って直播きします。害虫が発生する時期には防虫対策をします。カブは害虫の被害に合いやすいですのでしっかりとした対策が必要です。 収穫時期 種まき後、2ヶ月程度で収穫できます。あまり長い間、収穫せずに置いておくと裂果や動物や害虫等の被害に合って、蕪が綺麗な状態でなくなってしまうことも有ります。 |
日本は冬が長いから蕪がいい。
昔は日本は四季があって冬は3ヶ月と決まっていましたが、今は個人的な考え方で、やはり、二季じゃないかと思います。自分がもし、作物を育てる仕事だったら、二季を意識して作ると思いますし、これがなくては成し得ないことがたくさんあります。基本的に、夏やさい、冬やさいとあるように二季です。
春野菜、秋野菜というのは厳密にはないとは言えませんが、謳い文句で付いているものも有ります。
基本的に夏と冬が同じ期間だけあると思いがちですが、実にそう感じられないようになりました。業務用の作物栽培ではハウスがあって、暖房が付いている施設もありますし、一年を通して作らないとしても、天候に左右されずに育てられるという意味で、全く、安定性が違うと考えられます。
特に、夏やさいなどと言われているものは、ハウスやビニールで覆いをして育てているものが多いです。たまに夏場だけは素のままであるものもありますが、それは春から真夏になるまではビニールが付いていたりするものです。
つまりは、夏の野菜は難しいということになります。別に技術じゃなく、天候が合わない事が多いということのようです。
それに比べて、冬の野菜はいつでも、夏の一時期以外は作れます。ただ、厳寒期には保存しておくだけという状態ですが、雪の中から掘り出して出荷もできるようです。
体感的に、夏は2ヶ月、冬は8ヶ月という気がします。これでも平野部で平均的な温度の場所で感じたことです。
冬が8ヶ月もあったらどうするのでしょうか?と思いますが、意外と、こたつが一年中出ている場所もありますし、意外となっとくです。寒い時期が増えました。
8ヶ月というと、9月中-4月中でしょうか?、ちょっと、9月は暑い日もありますが、後半はたしかに冷えてきます。
厳寒期とは違いますが、冬でしょう。春や秋というものは、その移行期間であり、あまり明確ではありません。雪が降っているような週に急に春のような陽気です。といわれることがありますが、それでも冬は冬です。
というわけで、日本では冬野菜を作っていれば、確実に収穫できるということが言えると思います。仕事として作っている方の畑をみると、ハウスを使っていない露地栽培は、ほとんど、8割以上は、一年を通して、冬野菜と分類されているものを栽培しています。もちろん、白菜、キャベツでも夏用などとありますが、防虫してでも、冬野菜のほうが安定するからでしょう。
たまにトマトやナスなんかが少しだけ、趣味のようにして作られています。
赤カブの種を買う方法は?
楽天市場やAmazonで購入することができます。
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