BERTアップデートから見てくるもの

Googleがここ1年で成し遂げたことはインターネットを誰もが自由で平等な時代から極端に限られたものに変えてしまった気がします。

もう二度ともとに戻ることはないでしょう。

これが時代の宿命だと思って諦めるほうが良いと思います。

一社が独占すればこうなっていき、そして崩壊する。今までと同じようにそれを繰り返すだけのことです。

とても優秀で素晴らしいテクノロジー集団でした。

今でもクラウド化されたサーバーやDNSサーバーの優秀さには脱帽します。

今回のBERTアップデートでわかったことは、「もう、ネット上に記事を書いても誰も読んでくれることはない!」という時代になったと理解したほうが良いということなのだと思います。

ビジネスを始めれば最初は誰も見向きもしてくれません。

それをあの手この手で知ってもらってヒット商品を生み出すわけです。

しかし、昔のインターネットには誰でも目立つことができる環境がありました。

それがここ1年で崩壊しました。

もう今はインターネットで情報を発信してGoogleの世界で目立とうしても不可能だと思います。

BERTは英語から開始されるそうです。

10%のクエリの解析に利用されるそうです。

またいつものお決まりのクエリごとにアルゴリズムを変えるという手法です。

今回は音声検索で需要の多いクエリーだと思います。

もうこれがメインとなるはずです。

利用者はスマホ、開発者がPC。

そういう棲み分けです。

スマホはもう人々をネットの世界にとどめておくことができなくなりました。

ネットが主役ではなく現実の世界が主役となったのです。

スマホは現実での活動を助けるためのツールです。

簡単に言えば、歩く人のためのナビです。

カーナビのように音声で「どこどこへ行きたい!」「この近くでおいしい北海道ラーメンはどこ?」と聞けば答えと同時にナビゲーションが始まるようになるでしょう。

それがAIを使った仮想人間のようなロボットを作るという構想でもあるのでしょう。

音声検索が自然言語でより人間に近いモデルで学習していけばいずれは案内ガイドロボットが出来上がることでしょう。

ただ、それはWEBサイトではなく実店舗、実ビジネスを行っている現実の世界の人を紹介するためのガイドです。

観光ガイドを考えればいいでしょう。

違う言語圏に来て言葉がわからない外国人が困ることなくGoogleのスマホ、つまりAndroidに聞けば全てを答えてくれるということです。

Googleが何をしたいのか?

Androidを完成させたいわけです。

別に隠すこともなく思いっきり万人に知らせているのです。

それが今回のBERTで万人に周知されました。

よく、Google検索のアルゴリズムアップデートがあるたびにGoogleは、「我々の実現したいことを考えれば何が求められている分かるだろう。」と謎めいたミステリアスな言葉を残していきますが、あれは誤魔化しの言葉ではなかったということです。

気がついたらGoogleのアンドロイドに支配されている世界になっているかもしれませんね。

アンドロイドとは?

「高い知性をもつ人間型ロボット。ヒューマノイド。」

アンドロイド勢VSアイフォーン勢で戦うのでしょうか?

ファーウェイ勢が伸びてきて再び競争が激化していくのでしょうか?

こんなものはキャシュレスを辞めて石のお金に戻れば全くなんの脅威でもありません。

構想は壮大なのですが、リアルをもっと見てみんなが喜ぶことをしてほしいものです。

昔、Google社が大きく伸びたのはオープンで公平で平等な世界を実現するための組織として受けれられたからです。

今ではGoogleは広告の会社です。

と名言しています。

自分は壮大な構想は考えずにリアルを見ることにしています。

これは新たな時代の幕開けといえるでしょう。

なんというか、言語って人間でも解釈を間違えるものです。

日本語なんてホント難しいと思います。よく話が噛み合わないということあります。

それだけで仕事ができないといって使ってもらえないことさえあるのです。

そういうのは勘のようなもので判断しているのです。

決して確率や学習モデルではなく、どちらかというと言葉を話している相手の顔の表情や態度や様子を見ながら、自分の言ったことが正しいか?

正しく相手の言葉を理解しているか?ということを判断しているはずです。

それは滞在時間や直帰率では計り知ることはできません。あまり派手に情報を取ってばかりいるとアップルなどから逆襲を受けることでしょう。

スマホのAndroidでは人間の顔の表情を見て解析したりすることができません。また世界を1つのアルゴリズムで解決するのは不可能です。カルチャーギャップがあるように無理なのです。

システムによる検索は特許や憲法の条文を検索するにはいいですがコミュニケーションをする言語には無理があります。

人間の言葉を検索するためには余計な小細工は必要ありません。全文検索さえできればいいはずです。

逆にそうじゃないと探しづらくて仕方ありません。

でも、今の目標はスマホが入力しづらくてGoogle検索をする人が減ったからなんとかユーザーを取り戻したいということなのだと思います。

そうはいってもウォッチのように脈拍を取ったりするように脳波を計測できるチップを腕に埋め込まれるようになったらそういうこともできるようになるのかもしれませんが。