モロヘイヤの種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単?-育て方
モロヘイヤの種の外観

これは不思議なのですが、この青い色は農薬ではなく、元からの色なのです。
これは、なんだ?という感じの種です。
とても小さいのですが、明らかに見て分かるように、自然とは思えない、切り分けたかのような鋭い、角があります。
ピーナッツを切ってツブツブにして色を塗ったような感じです。
一応、黒が元の色だと思うのですが、農薬がまぶされていて、若干、色が変わっていると思われます。
さすが、エジプトの風格が漂っている感じがします。
種の大きさ、重さ
大きさはかなり小型です。1.5mm程度しかありません。
種の構造
小さすぎて、中を開けてみることができませんでした。
種まきの発芽の難しさ
発芽適温:25~28度、発芽日数:4~5日
種まき時期:5月頃(平野部)
モロヘイヤの種まき方法
播き方は小粒の種を水で流さないように気をつけて、種まきをするのですが、とにかく高温が必要なので無理に高温にします。
たとえば、ペットボトルの上半分をカットして地面や植木鉢に被せます。太陽が当たれば、簡易温室、蒸し風呂状態です。
発芽後は、低温でも枯れるということはなく、成長が止まるくらいで、ほとんど真夏間近にならないと成長は見られませんが、真夏の成長は著しく、すぐに切った枝が伸びてくるので、収穫を連続して行うことができます。
このモロヘイヤもまた、高温の植物で、日本で栽培するのが不思議な位のものです。ほんとうに食欲というのは尽きないものです。
結構人気でよく売られています。家庭菜園でも人気です。それは虫が多い、真夏に虫が食べないからです。ある意味、何か持っているんでしょう。。。
しかし、ヒトには大丈夫なようです。いまのところはですが。初めて食べた人は偉いです。
どうして、火を通すとあんなにぬめぬめになってしまうのか、そして、溶けない頑丈な葉、それでいて、人が噛み切れる葉になっています。
見た感じ、木ですので、ほとんどその辺の街路樹の葉を食べているのと大差がないのですが、高温時にだけ成長するというのがポイントのようで、葉、茎が柔らかいまま成長します。
これが日本の四季の内、三季(夏を除く)に成長するようだと、硬くてカチカチの茎を食べることになってしまいます。ごぼうなんて、海外の人には木だと言われていたくらいですが。。。

非常に綺麗な発芽直後のモロヘイヤです。
これほど綺麗な野菜植物は珍しいです。
原種に近い植物で、まだ、あまり広まっていないこともあり、美しいのかもしれません。
害虫に強いもの、毒を持っているものは得てして、美しいものです。
双葉はほぼ丸く、本葉が少し生えはじめたところです。
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