【黒いスノコと横の穴は何のため?】プランターの土の入れ方-土はどこまで入れる?
高級培養土の説明書きによると
- プランターに購入した培養土をプランターの大きさに合わせて入れます。
- 浅めに植えつけます。
- 1ヶ月経過したくらいから追肥を与えてください。
- 追肥には以下のおすすめの肥料が便利です。
と書いてあります。
ご丁寧に植木鉢は何L、プランターは15Lくらいと書いてあります。
植木鉢はそこに軽石やネットなどをしいて土がこぼれないように気をつけてください。などとも記載されています。たしかにその通り。
しかし、肝心のプランターのことには書いてありません。
プランターのことは知っているようで知らないことが多い!
- 底にある黒い網のようなマットは敷くのか?
- 排水口は1つあるがあれはなんのためなのか??
- 土はどこまで入れるのか??
- どれくらいの大きさのプランターがいいのか?
高級培養土を使う場合、100Lの大容量のプランターは使えません。風呂桶みたいなプランターもあります。
できればそれがいいのですが、100Lも高級培養土を買うと破産しそうですのでやめておきましょう。
普通は15L以上をプランターと呼んだりします。
なんでか、最低がそれくらいからです。でも10Lくらいのものも100円ショップにはあります。
でも、最低でも15Lくらいの容量があったほうが無難です。
でも、20Lあるとさらに楽しいことになります。
30Lあれば、文句はありません。
それ以上は、、、
ムリしないでください。
さて、1年目のガーデナーの方ははじめに培養土を買うことだと思います。
この時のことを考えます。2年目以降は、前の年の培養土を使いまわしますので、少し違います。
なんだか、プランターの土は燃えるゴミなのか?というQAがあって幻滅しました。。
いやな世の中になったものです。
たしかに新しいものを使うほうがいいこともあるのですが、そのままでは古い培養土は使いづらいのですが、捨てるって、お金を捨てるのかという気がします。
土はお金です。
時間をかけて作られる、自然界でも、土を作るのに、10cmで何百年かかるか書いてあると思います。
土と火山灰は違っていて、実は火山灰がほとんどで、土だと思っているのは植物の残骸などの有機物なのですが、、
それはさておき、
普通は黒いスノコを敷いて排水溝の穴は塞がない
普通は黒いスノコを敷いた状態で使います。また、排水口の横穴は塞がずにそのままにしておきます。
スノコの上に培養土をばあーっと敷いて、ウォータースペースを確保すれば完成です。
元肥を入れます。
肥料によって量は違います。また、植える野菜の種類によっても変わります。
元肥を入れたらかき混ぜることを忘れずに。しかし、深すぎるところまで肥料がいかないようにしたほうがいいです。
あまり深いと効果がないばかりか、腐敗して根を痛める原因になりかねません。
本当は深さの1/2よりも上がいいのだと思います。
分解されれば水やりとともに栄養分が流れで、下に流れていきます。つまりは、下よりも上の浅い部分に元肥を入れるのが本当はいいのでしょう。
しかし、普通は、元肥のやりかたなんて、化成肥料の緩効性化成肥料くらいしか書いてありませんが、あれは深く埋めるようなことが書いてありました。
生きた土の微生物を入れて、有機肥料や有機物の分解を促進します。
気持ち的なレベルのもので効果が確実にあるのかは分かりませんが、古い土には有機物を分解した実績のある微生物たちがいるはずです。
空気を介して飛んでくるのを待つ、微妙に増殖するのを待つのもいいのですが、面倒ですね。
待ってたら時期が終わってしまいます。そのため、普通は化成肥料を与えるのですが、有機肥料でやるなら、この自然の土を使うという工程はとても大事だと思います。
ダンゴムシ、ヤスデ、ミミズなどを入れるといいです。ダンゴムシに似ている昆虫も居ます。これらのものが居れば入れると有機栽培の場合には有益な存在となります。
ムカデとヤスデは違います。ヤスデはムカデのように凶暴で噛み付いてきたりしません。
野菜鉢 丸形プランター33型 14Lへの土の入れ方
ガーデニングで野菜を育てる時にも丸形プランターが多くなってきました。
プランターは丸、四角どちらでもいいのですが、見た目を重視すると植木鉢のように丸い形のプランターがいいと思います。
色は濃い緑や黒が無難でしょう。
バラのプランターを探してみればいい感じのものが見つかると思います。
プランターでは野菜も観賞用なのです。
シールは剥がしておきます。あとで剥がそうと思っていると雨に濡れて大変になってしまいます。
水はけ重視で作られています。
土が流れ出しそうな場合は鉢底石などを敷きます。
培養土や再生土を入れます。
プランターの縁から3cm程度下がった所まで土を入れたら完成です。
この丸型プランターは水抜き穴が付いていました。ここから水が抜けるのでこのラインより下まで土を入れます。
水を与えてなじませます。これで元肥や微生物が混ざって活動を開始し始めます。肥料による根焼けを防止する意味でもいいと思います。
1週間くらい置いたら植え付けや種まきをするといいでしょう。すぐに植えても問題はありません。
2年目からは培養土を買わない!
新しく培養土を買ってみましたが、昔買ったことがあったものの3倍くらいの値段がしました。
そのため、説明には書いていないのですが、商品名ではありませんが、高級培養土と呼ばせていただきました。
昔は、いや、さらに昔は、商品に高級~と付けるのが流行りのようで、なんでも商品の前に「高級」と付いていたのです。
ちなみに培養土は燃えるごみですか?という質問は、
本来は土は石や火山灰の粉なので、無機物なので燃えませんので不燃物です。
しかし、植物が育つ土は有機物を含んでいますので、元素記号Cの炭素がたくさん含まれていて燃えます。
ですが、「不燃物として出してください!」っていうQAのやりとりを見たことがあります。自治体の決まりに従ってください。
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