パセリの葉、茎、根の特徴-害虫、病気、根腐れ-葉脈、断面、道管、太さ、広がり、写真-食べられる?一茶色い斑点、白い、硬い茎
パセリの葉、茎、根の特徴
植物のなまえ(和名) | パセリ、オランダゼリ |
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植物のなまえ(英語名) | parsley |
学名 | Petroselinum crispum |
葉のタイプ | |
茎の太さ、長さ | 直径5mm以下の細くて硬い茎です。 角張っていて、繊維が表面に出ている茎です。成長した株ほど、繊維がでて茎が硬くなっていきます。 新芽の部分を葉と茎ごと食べるので、柔らかい香りの良い、新鮮なものを収穫しています。根元の方や太い茎はとても食べられません。 |
根の太さ、張り方 | 根はしっかりと張っています。 ハーブ類の植物は野草に近く、大変、強健です。 成長が強い、つまり、根もとても密集して生育しているという証拠です。 |
葉に現れる病気、症状 | |
根に現れる病気、症状 | |
説明 | セリ科の二年草で、一年目はじわじわと成長して、二年経つと、葉が茂り、葉をちぎりながらどんどんと収穫していき、花を咲かせて終了となります。
匂いが強烈で、臭み消しなどに使われたり、精油されて使われることもあります。 匂いはアピオールという成分です。効能は、臭い消しや食欲増進、疲労回復、食中毒予防などがあります。 パセリはあまり食べませんが、実はとても栄養が豊富です。 ビタミンA (βカロチン)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC 、カルシウム、マグネシウム、鉄、、、 これだけ見てもとても栄養価が高いです。ただし、食べた時の独特の味というか、苦味が気になり、飾りとしてしか使われないことが多いのが国内の利用方法です。 西洋の料理では、ハーブの1つでブーケガルニの中に使われます。 確かに、これだけ栄養豊富ならば食べたほうがいいことが多いのですが、何か飾りにしかならずに、食べるといけないような感じがして、サンドイッチに入っているパセリは邪魔モノのような扱い方です。 本当は栄養素的には食べたほうがいいのですが、食材としては、葉が縮れているので、その中に入り込んだ部分をしっかりと洗浄するのに気を使います。 それよりは、実際にハーブとして、粉で使ったり、味付けとして使うほうが格段にいいと思います。 パセリをアクセントにしたら、ものすごく美味しくなるものがあります。 また、油とご飯とパセリで、パセリご飯というものを作ると、これだけで、1つの料理として食べれるくらいに美味しいものが出来ます。 |
パセリの葉の写真、裏側、葉脈
パセリの茎の写真、太さ、断面、道管
パセリの根の写真、太さ、広がり、細かさ
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