ニンジン(人参)の種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単?-育て方
種の外観
野草に近い、黒茶色い種です。

五寸ニンジンのたねです。
金港ニンジンという人参の種です。
農薬がまぶしてあるので、色が付いています。
金時ニンジンのたねです。
かなり大きい、粗野な感じのたねです。
左上から、 金港ニンジン、五寸ニンジン、
下、金時ニンジンの種です。
種の大きさ、重さ
大きさはそこそこですが、薄く、細長く、わかりづらい種をしています。いかにも、野生にありそうな種です。
重いとはいえない種子です。

種の構造
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種まきの発芽の難しさ
発芽適温:15~25度、発芽日数:8~10日
種まき時期:品種により、真冬、真夏を除いて栽培可能になりました。(平野部)
ニンジンの種まき方法
低温ぎみを好み、35度で発芽しない状態になります。
種まきは覆土はうっすらと、しかし、確実に。ですが、好光性種子というもので、光を受けないと発芽しない特徴を持っています。だから?ということではないのですが、薄い小さい種なので、普通は覆土はほとんどうっすらと土を被せるくらいです。
種を播いて、土をかけずに、ティッシュを上から被せて水やりをしてもいいですし、これだと、水やりのときに種が流れてしまうのと乾燥を防いで、光を取り込めます。小さな極小種を発芽させる、最終手段としてよくやります。
しかし、人参は、濡れた新聞紙のうえに載せただけというものでも発芽するそうです。 とにかく、あまり気にせず、最初に土を濡らしておいてから、種を押し付けて土に沈ませる感じで、深くならないようにする感じでいいと思います。
また、人参を播く時に、畑で、水も何も一切まかずに、カラカラの地面の上に、種をスジ状に蒔いていき、足で踏んで覆土していくと、夜露が水分となり、発芽させることができるそうです。とにかく簡単ですので、広い畑で人参を育てるときにはいいかもしれません。
また、この発芽の特性のため、発芽しづらいということで、コーティングシードと言われる、中の種をになっている実を取り出したか、加工して、何かで加工して大粒の白い球形の物体になっているものが、割りと高めで売られています。発芽率はかなり満足できるようで、使われているようです。
何より、扱いやすい=手間がかからない!=つまり、人件費が安くなる!ということで、プロにとっては一番大事なことですから、考えることだと思います。
家庭菜園でやる分には、手間も楽しさのうちであります。
ところで、キャロットといえば、ニンジン、人参といえばキャロット、そう、子供の頃から頭に染み込んでいるくらいに植え着いた記憶はなんなのでしょう?というくらいに有名な野菜です。
なぜだか、ベジタブルといえばキャロット!!!というくらいに、浸透しています。。。
多分、みんな染み込んでいると思います。野菜といえば?と、聞かれたら、人それぞれですが、ベジタブルと言えば?と、聞かれると、思わずキャロット!と言ってしまいたくなります。
成長期の記憶の刷り込みというのは大変なものですね。
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