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ティネケの育て方
結婚式の花束としてブーケとして使用される最も有名な白バラです。このバラを結婚式に使おうなんてよく考えたものです。
このバラを自宅で育てると春から初冬まで毎週のように結婚式の気分に浸ることができるでしょう。
香りはほとんどありませんが、形がパーフェクトに近く花持ちもとても良いです。気温が上がっても形が崩れることがないので、とても長い期間ゴージャスな気分に浸ることができるバラです。
流通が多いので苗も安く手に入りやすいのがいいです。
ティネケの品種特性
日本語名 | ティネケ |
英語名 | Tineke |
作出者 | Herman H,Boerlage |
作出された年 | 1984年 |
作出された国 | オランダ |
コンクール受賞歴 | 不明 |
系統 | HT(ハイブリッドティ) |
開花タイプ | 四季咲き |
花の大きさ | 花径12cm。大輪サイズ |
花の形 | 剣弁高芯咲き |
樹形 | 直立 |
樹高 | 150cm |
芳香 | 微香(ティーの香り) |
ティネケの開花の様子
新苗から2ヶ月成長した様子ですが、フルサイズの花がしっかりと複数咲いています。
結婚式レベルの花がこんなにも簡単に咲くなんて驚きを覚える人も多いのではないでしょうか?
イングリッシュ・ローズとは異なる雰囲気ですが洗練されたHT品種のバラです。さすがはオランダといったところでしょう。
ティネケはトゲが少ない品種かどうか?
花の近くの茎にはトゲはほとんど見当たりません。
切り花品種として作出されたティネケですのでそのあたりはしっかりとしています。
全体的には小さめのトゲがあるといった感じです。
ティネケの新芽の様子
白バラですが、新芽は赤く染まっているのでどこが伸びているのかすぐ分かります。花が咲き終わったらカットしないと新しいわき芽は伸びにくいようです。
早めにカットするのがいいのかもしれません。
ティネケの蕾の様子
蕾は1個づつ付くといった感じで切り花に適している感じが伝わってきます。
ほんとうにいい品種だと思います。
ティネケの葉の様子
葉は濃い緑色でツヤは控えめで白い花を引き立てるのに最適な構成になっています。
肥料を与えると大きな葉となってHT品種らしいと思います。
肥料を与えて良い花をどんどん咲かせて楽しむのがいい品種です。
ティネケの茎の様子
ティネケの茎は自立できるくらいしっかりとしています。
長さはそれほど伸びることはなく管理しやすい高さに収まります。
ティネケの仕立て方は?
庭や鉢植えでこのような切り花に最適化された品種のバラをどう仕立てれば最高に美しい草姿になるのか考えてみたいと思います。
房咲きするわけでもなく1本のゴージャスな花が咲くタイプのティネケですから、花束でよく見るティネケのように何本かの花枝を束ねてみたりすると良いのでしょうか?
それでは生きている地に足が付いたバラを育てている意味がありません。
生きている自然な姿のティネケを堪能できるような仕立て方がいいのだと思います。
バランス的には葉が茂っているところがら花枝が長く伸びてゴージャスな花だけが何個か見えている状態がいいのではないでしょうか?
また、テカリのない落ち着いた濃い緑の葉もいい感じでマッチしていますので同じフレームに入るようにしたいものです。
こうやってみると、切り花を1本刺しで2,3本刺した生け花のように仕立てるのがいいのかもしれません。
ティネケの苗を買う方法は?
楽天市場で買うことができます。春から梅雨頃までの新苗は1,000円程度で購入できるのでお買い得です。
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