スナップエンドウの種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単?-育て方
エンドウの種の外観
乾燥したスナップエンドウの種です。
こういう状態で売られています。
それを1日水につけると、本来の形に戻り、種が生きていることがわかります。
あまいスナップエンドウの種です。
グリーンピースの種です。
同じだということがわかります。
こちらは、キヌサヤエンドウの種です。
これは明らかに違う種類のマメだと分かります。
種の大きさ、重さ
スナップエンドウ、スナックエンドウの種の大きさは1cmを超えるくらい大きいです。
グリーンピースの種です。
これらの種は全て1日水に漬けていて、本来の状態に戻してあります。
まさしく、グリーンピースあれそのものです。
絹さやの種は少し小さく、1cmはなく、8mm程度です。
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種の構造
スナックエンドウの種の皮をめくったところです。
さらに、2つに分かれているところを割って見たところです。
種の子葉になる部分と胚が分かります。
こちらは、グリーンピースの種です。スナップエンドウのたねと何が違うのでしょうか?
絹さやはマメ形とは違い、丸い円形をしています。
中身はやはり、子葉と胚にわかれています。
種まきの発芽の難しさ
発芽適温:18度~20度、発芽日数:4~6日程度
スナップエンドウの種まき方法
高すぎず、低すぎず、調度良い温度をキープできるようになったら、清潔な土に種を埋め込むように播きます。土は軽くかぶせる程度で水を与えます。
水は与えすぎるとすぐに腐る原因になります。豆なので、水でふやけて高温になると、あっという間に納豆のようになってしまいます。または、カビだらけです。
スナップエンドウなどのえんどう豆は低温を好みます。低温といっても18度というほどほどの気温です。春の初め頃の日差しのような感じだと思います。
また、秋の気温が落ち着いて肌寒くなった頃であるとも言えます。
低温ぎみで1週間しても発芽が見られない時は土のなかでカビだらけになっている可能性があります。
また、土は水はけがよく、できれば、新品の細菌の少ない土がいいようです。
屋外で冬の始めに播くときは、直播きで特に何も気を使わなくても発芽します。しかし、鳥がほじくり返して食べてしまうこともありますので、ネットなどの対策が必要です。
緑色のグリーンピースが干からびたような種がスナップエンドウの種です。
グリーンピースもえんどう豆の仲間だと思うのですが、このあたりの違いがよくわかりません。
グリーンピースは実はほろ苦い感じですが、スナップエンドウは甘いものです。しかし、完熟させれば見た目はグリーンピースと同じようになっています。
この種を水でふやかせると丸くなり、まさしく、グリーンピースのようです。
発芽してくる様子は、少し変わっていて、種は地面の中にあるままで、鋭い葉だけが上に伸びてくる感じです。種の位置は変わらず、根と若葉が伸びてくるようです。
豆の中でも他の豆は大きな子葉があり、発芽時にそれが種の皮をかぶりながら発芽してきますが、このエンドウ豆はそういうものとは異なる発芽の仕方をします。
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