ミウラダイコン(三浦大根)を使った料理やレシピは?産地はどこ?
ミウラダイコン(三浦大根)の産地について
三浦大根は三浦半島全域の畑で栽培されています。
都心からとても近いところにある神奈川県三浦半島で昔から栽培されている大根です。
三浦半島では急な崖が多いので森になった崖があってすぐ海になっている場所がほとんどですが、半島全体が山のようになっていて頂上部分に走る県道沿いに畑が広がっています。かぼちゃやスイカ栽培も盛んで日当たりの良さを活かした作物が作られています。
県道沿いには露天が並び、目の前の畑で収穫したスイカや三浦ダイコンが一緒に売られています。
三浦半島はマリンレジャーや保養所、別荘などが有名です。畑になっているところは狭い半島の一部の平地だけです。
三浦ダイコンはほんとうに限られた面積の畑でしか栽培できません。
そのため、栽培方法はとても密植して栽培するというもので、現地に行くと不思議な光景を目にすると思います。
スイカなども販売していることもあってか、「このダイコン生で食べても甘いよ~」と言いながらスライスして食べさせてくれます。
有名な料理やレシピは?
- だいこん焼酎
- 甘酢漬け
- ふろふき大根、みそ田楽
- ぶり大根
- 大根のあんかけ
- 味噌煮
- サラダ
- なます
- 葉の炒めもの
三浦半島に行くと軒先でダイコンを干している光景を目にします。漬物にするための前処理です。
本当に小規模に店先で干しているところと、大規模に三浦海岸の広い敷地を使って干しているものがあります。
料理屋さんや自家用で使うために干しているところと、農協出荷用に作られているものの違いだと思います。
それにしても気になるのが「だいこん焼酎」です。
名前だけ使っているのでは?
と、勘ぐってしまいますが、原材料は大根,米,米麹となっています。
つまり、ちゃんと大根が入っています。
米と米麹を使った発酵によるアルコール飲料であることは変わりないのですがあの大根の癖のある香りがどうなるのか味わってみたいものです。
芋焼酎はあれだけ独特のクセがあるのですから、大根で作るとどうなるのでしょうか。
三浦ダイコンの特徴は上部が緑色になっている青首大根ではなく全体が白い白首ダイコンであるということです。これは地面の上に出ること無く下に成長するように伸びていくコンパクトな品種だからです。
そうはいっても、三浦半島でとれたダイコンはみんな「三浦ダイコン」といっていいようなものですから、普通の一般的な青首大根が作られて売られていたりもします。
本来の三浦ダイコンの形質とは異なりますが、多少は三浦ダイコンの系統が混ざったものなのかもしれません。
狭い面積の畑で直売所やブランド化が進み需要が多いので、効率重視で栽培しているのでしょう。
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草と花と自然の力を取り入れて元気になりましょう。
少し変わった園芸情報を発信しています。一般的な栽培方法と異なるものもあります。
標準的な栽培方法は農協のお店などでお聞き下さい。