庭に植木を植えるのは家作りの1つ。植木を植える意味は?
どうして庭に植木を植えるのでしょうか?
戸建ての家は大抵植木が植えてあります。
これは戸建てを買うような年齢になると植木が好きになるから!?
と思われがちですが、実は全然違います。
本当の理由は、プライバシーの確保です。
戸建住宅を買った人が全て植木が好きなわけではありません。
一般的にいって家の仕様も植木も女性が考えることが多いです。
大抵の場合は花が好きだったり、植木が好きだったり、植物を植えることを好む人が多いものです。
しかし、たまに草木が一本もない家もあります。
こういう家は何軒に1軒あるのでしょうか?
本当にレアです。
すると、ほとんどの戸建て住宅に住む人が植木が好きなのでしょうか?
そうではありません。
近年の戸建住宅は土をコンクリートで覆ってしまって草木が1本も生えないようにしているものもあります。
戸建てを買う時点では植木が好きという人は少ないのでしょう。
むしろ、草が生えない方が良い、マンションのコンクリ生活に慣れてしまった。という人も多いのでしょう。
ここで、建売の作り方ですが、
造成、区画割りからしっかりと作った建売住宅の場合と、ちょっと大きめの土地が空いたから10分割して戸建て住宅を建てて売ろうというものからあります。
造成から作ると、公園も作ったりして街が出来上がります。これは都市開発のようなイメージです。
しかし、段階的に家が建てられることが多いと思います。
そういうところでは本来1軒分の土地だったものを5分割や10分割して家を建てるわけですから、当然、同じ高さに複数の家の玄関が並ぶことになります。
本来は土地は高さが違うものです。
道路に高低差があるように必ず隣の家の区画とは高さが異なるものです。
これはちょうどいい目隠しになります。
高さがずれることで、玄関の高さが数メートル、数十センチでもずれるといいわけです。
また、それぞれ設計する人や要望が異なりますので玄関の位置もバラバラです。
これはある意味、プライバシーを配慮した住宅ということになります。
ところが、1つの区画を10分割したような建売住宅では、家の外に出たらプライバシーはほぼありません。
これではマンションと同じ、いやそれ以上にプライバシーは確保されません。
ほんとうにこんなハチャメチャでいいのかと思います。
だいたいそこまで考えていないのが買う人の心理です。
考える余裕なんてありません。だから疑うことがありません。
本来は1つの区画を1つ使って住宅を建てましょう。それが一番です。
それができなければ、、、
植木を植えることです。
同じ目線にある人が一番気にならなくなる方法が植物、植木の存在です。
不思議なもので、植物が目線を遮ることでプライバシーができるのです。
これは不思議です。
壁を作るよりも木の方が自然でとても優しくプライバシーがある感じがするのです。
そして、圧迫感がない。
建売住宅の壁の模様よりも植木の方がずっと自然で心地よいはずです。
だから植木を植えるのです。
建売を買う時は庭に砂利が敷いてないほうがいいでしょう。敷いてあるだけなら除去できますが、コンクリでカバーしているところはもう取り返しが付かないので避けるべきです。
また、自分で地面をコンクリでカバーしてしまうのは辞めたほうがいいでしょう。高いですし。
何かを植えるときは砂利をどかせばいいわけです。
コンクリートだと植木鉢になります。これでもできるとは思いますが、目隠しにするような大きな植木には不向きです。
これが一番大切なことだと思います。
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