【国産苗は根頭癌腫病にかかる?花が少ない?】バラの輸入苗の成長は遅い?
いたるところでバラの国産苗と輸入苗について比較表が提示されていますが確信には触れられていません。
これが気になるのはほとんど場合はDavid Austinのイングリッシュローズファンによるものだと思います。
でも、バラといえばイングリッシュローズ、イングリッシュローズといえばDavid Austinといういことで避けては通れないタブーの領域なのかもしれません。
そういうわけでタブーは触れないことにします。
さて、気になることといえば、
- 根頭癌腫病はノイバラだからかかるのか?
- 国産台木苗は樹勢が良くなるが秋の花が少ない理由は?
- 化成肥料を使っていていいのか?
- 輸入苗は初期成長が遅く根腐れしやすい?
という問題を提議します。
根頭癌腫病はノイバラだからかかるのか?
ヨーロッパの台木と日本のノイバラ台木の構造上の違いから根頭癌腫病かかるのでしょうか?
普通に切り継ぎは根頭癌腫病が増えるから芽接ぎで生産しているよといっている日本の生産者の方もいました。
普通に情報はでているわけですが、ヨーロッパの接ぎ木も芽接ぎだという情報もあります。
もう、この時点で何かおかしいなと感じると思います。
さて、
輸入苗といえば台木の根がゴボウのようになっています。もっといえば漢方のようです。
これに対してノイバラはこうはなっていません。
構造上の問題からでしょうか?
国産台木苗は樹勢が良くなるが秋の花が少ない理由は?
国産ノイバラ台木は樹勢がよくなるのですが、そのかわりにイングリッシュローズの秋の花が減るそうです。
これは大問題ではないでしょうか?
なにが問題?
どうして国産苗に執着したのか意味がわからなくなってしまいそうです。
どうしましょう?
樹勢を抑えましょう。
一般的に植物に対して樹勢を抑える方法を取ればいいだけです。
- 肥料を控える
- わき芽を除去する
- 枝数を減らす
- 摘葉する
- その他
などなどがあります。
まあ、肥料を控えるっていうのが一番簡単でいいと思います。
これなら肥料の手間が節約できていいです。
でも、減らすということであって挙げないということではないでしょう。
初期は肥料を上げていいと思います。
秋の花がということから、樹が充実して葉が茂りすぎたときに過繁茂になって生殖成長よりも栄養成長に傾いてしまうのでしょう。
化成肥料を使っていていいのか?
白い粒のIB稼いでも緩効性化成肥料でも化成肥料であるからには根焼けを起こすリスクがあります。
こんなもので根の表面を焼いているようではいつ微生物に侵食されてもおかしくはありません。
癌腫病がこういう理由で入り込んでくるのかはわかりません。
しかし、良くないこともあることは事実です。
有機肥料では気にしなくていいことです。ここだけはしっかりと理解したいところです。
癌腫病に限らず、気になるのならまずは有機肥料だけで栽培することがいいと思います。
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輸入苗は初期成長が遅く根腐れしやすい?
輸入苗は小さい毛細根が少ないと言われますが、ゴボウや大根や人参を見て考えて下さい。
そういう生き物なんです。
細い根は少ないですが、大根もゴボウも成長が滞っているわけではありません。
3又、5又、10又に分かれたゴボウや人参や大根があったら嫌ですね。
そういうことで輸入苗の台木の根は細かい根はあまりありません。
大根やゴボウや人参の地上部はやっぱり小さめです。ですからバラの地上部も小さくなるのでしょう。
その代わり水分を保持していてくれるでしょう。
また、おわかりだと思いますが、大根に暑い夏場に水やりしていたらどうなるでしょう?
普通に腐ります。
大根が腐る=根腐れするとういうことです。
基本的に自然の雨水以外与えてはダメです。大根などの根菜の場合は。
これがバラならば地植えの場合は極力控えるべきだと思います。
そして、鉢植えで枯らしてしまう理由は、夏場に植木鉢が熱くなっているところに水を上げるから、水がぬるま湯になってゴボウ根の丸ゆでが出来上がるというわけです。
完全に火が通っているわけではないので半分はいきていますが、まあ、甚大なダメージとなるでしょう。
ここに化成肥料のダブルパンチがあればかなりの確率で危険なことになると思います。
用土がバラの用土じゃなかったからダメになったんだ。
というのとは違います。
赤玉土だろうが庭土だろうが一緒です。
何を使っていても夏場の輸入苗の丸ゆでは危険ですので気をつけて下さい。
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