お金持ちのような庭を作る方法
どうしたらお金持ちのような庭を作ることができるでしょう?
いい感じの庭とは、いわゆるお金持ちのお家の庭という感じがすればOKという気がします。
お金をかけて豪邸を建てて、造園屋さんに頼んで作ってもらった庭がいい感じの庭として基準になるかもしれません。
お金持ちの家を建てる方は仕事やビジネスで成功した人が多いですので、センスがいいものです。そういった人たちがお金に余裕があるときにどのような庭を作るかを見ればとても参考になると思います。
高級住宅街を散策する!
まず、お金持ちの庭を見る一番簡単な方法は、芦屋、松濤、田園調布、披露山庭園住宅地、千葉リーヒルズ、、などの有数の富裕層のお家の庭を見てみることです。
といっても、中には入れませんので、GoogleMAPで歩いてみたり、上空から覗いてみるくらいになります。
みるとわかるのですが、都市部は地価が高すぎて超お金持ちの家と言っても庭がほとんどなかったりして参考にならないこともあります。
松濤なんかは本当に渋谷の街なのでちょっと庭を作り込む感じではないかもしれません。
一方、芦屋や披露山庭園住宅地をみると、上空から見た航空写真でもはっきりとわかるほど大きな庭の様子が見てとれます。
公園じゃないんだから、真似できない!
基本的に公園や日本庭園はプロの造園業者が作った本物のいい庭です。
それを自分の家の庭に作ればOKといえます。
しかし、そんなに広い敷地は限られた人にしかありません。
普通の一般住宅の庭でどうやったらいい感じの庭を作れるのでしょう?
答えは意外といい結果になります。
安い山林を買って切り拓いて1から庭を作ってみることを想像しましょう。
安い土地を買ったと想像します。
平地で開墾も住んで更地にされています。
いくらでも植木を植え放題です。
さてどうやったらいい感じのお金持ちのような庭になるでしょう?
イラストでも書いて考えてみましょう。。。
まず、実践してみてください!
庭プランを考えてみた結果、どうでしたか?
何もない広大な土地に植木を配置してみたらどうでした?
予算は無限です。
好きなだけ植えていいです。
色鉛筆の芯が減るくらいのコストはかかります。
どうでした?
いい庭できました??
。。。
無言になりましたね。
有名な公園をGoogleMAPで見てみましょう。
有名な昭和記念公園です。
見て気がつくでしょう。まず、道路があります。
そして、いろいろな小屋や建物、オブジェがあります。
何もない空間は子供が遊ぶような芝生の広場でほとんど何もうわっていません。
ここは運動場といえる場所です。
庭ではありません。
さて、どうしますか?
芝生は敷地が広い庭では個人宅でも人気です。
しかし、公園内のほとんどの場所で芝生ではなく、道路と小屋などの建物が造られています。
いい感じの庭は高い植物を植えて植木職人が手入れすればいいってもんじゃない!?
そうなんです。
いい庭には高い植物と熟練した職人が刈り込んだ松がなければいけないかっていうとそうではありません。
100円の草木でもいいんです。
アルバイトやボランティアの公園管理の人が刈り込んだ植木で十分です。
庭において何が一番大事かって言うと?
じつは人工的な構造物が一番大事なんです。
山を切り拓いてそこに高級な植物を輸入して数億円分植えたとしましょう。
そして、プロが剪定して施肥をして農薬を撒いて綺麗に花を咲かせましょう。
これで素晴らしい庭園ができるでしょうか?
できません。何もない、ただの林です。
庭というのは家の敷地内の植栽空間じゃなければいけないのです。
ただの広大な土地に草木を植えただけでは庭とはいえないのです。
それはただの原っぱ、雑木林、草むらです。
全く美しくありません。
「ガーデニングの極意は人類と植物の調和!」ってこと
気がつきましたか?
人類がいるからこその庭園です。
人間がいなかったら庭なんてそもそも存在しないのです。
ガーデニングなんてものも存在しません。
畑で植木を育てれば、造園、林業となります。
植木屋さんの畑を見てみるとよくわかります。
立派な植木が植えられていますが、少しも見栄えがしません。
不思議です。
これは人間の生活がそこにないからです。
都会の狭い庭こそガーデニングに適している!
もうお分かりですね。
庭が狭いからいい感じの庭が作れない!
広い庭が欲しい!
と言っている人は勘違いをしています。
広い庭でガーデニングをしている人は、必ずと言っていいほど、東屋というのか、休憩小屋というのか、物置というのか、何かおしゃれな建物を建てたりしています。
そして、そこにいろんなデコレーションをしたり、子供や天使の置物をかざっています。
つまり、家があって、人が居て、人工的なオブジェ、オーナメントがあって、いい感じの庭が出来上がるのです。
広い敷地の人は不利なんです。
都心部で狭い敷地の方がいい庭が作りやすい!
お分かりになったと思いますが、
都心に住んでて庭なんか通路くらいしかない!
って言う人のほうがいい感じの庭が作れます。
お金がなさそうな建売住宅の狭い通路のような庭が、お金持ちの庭のように見えるようになるのです。
これはマジックのようです。もう魔術ですね。
少しでも草木を植えていくと、この意味がわかるようになります。
そして、となりの何も植えてない同じ仕様の建売のお家を見て比べてみましょう。
天と地ほどの差があるように見えます。
同じ値段なのに。。
お金持ちと、いかにも住宅ローンが苦しそうなお宅という感じに見えてしまいます。
植物の力ってほんとうにすごいんです。
お弁当のレタスやバランのような効果っていうのでしょうか?
なんか、すごいんです。
いろどりを添える役割です。
建売住宅の低いメッシュフェンスで囲まれた狭い区画がお弁当容器のように見えてきました。
それをいい感じに見せるには?
箱庭を作るような感覚でできます。
狭い方が高い植物や高いオーナメントを買いやすい!
庭が狭い分、植木の本数が少なくてすみます。
すごく高い草木を植えてもトータルで全然高額になりません。
だから、思う存分いいものを選べるのです。
オーナメントも一番いいやつを1、2個買えばそれで十分なのです。
狭い庭ですから。
木でフェンスを作ってもらうのも坪庭みたいに狭くていいので、そんなにかかりません。
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